夏休み企画!リコチャレのイベントとは?!

印刷

No.652 2017年8月

夏のリコチャレ2017 女性技術者と女子高生と交流会
過冷却実験に夢中


 『夏休み企画』と題して、今回、普段はあまり紹介することのない企業の取り組みを一部ご紹介します。こちらで掲載しますのは、サンデン・リテールシステムの報告で、群馬大学と共同で行った女性技術者と女子高生との交流の様子がご覧いただけます。



 8月3日(木)、サンデンフォレスト・赤城事業所で「夏のリコチャレ(理工チャレンジ)」を開催しました。リコチャレとは、内閣府が中心となって理工系分野が充実している大学や企業の活動を応援している取り組みで、サンデンは昨年に続き2回目の実施になります。



 このイベントに県内の女子高校生13人が参加しました。
 午前中は女性技術者の3人が、理工系に進学した理由や現在の仕事内容などについて発表しました。
 
 続く交流会では、理工系の仕事に興味を持ってもらおうと、過冷却実験を行いました。塩を混ぜた氷に、水や炭酸水の入った試験管を入れ、ゆっくり冷やしたあと、衝撃を与えます。
 すると・・?
 一瞬で凍る様子に、みんなびっくり!
 実験を通じて、楽しみながらサンデンのコアである「冷やす」技術に興味を持ってもらいました。(写真1、写真2)

写真1:実験の始まり~ 氷に塩を混ぜて・・・

写真2:女子高校生と楽しく実験!


 その後のディスカッションでは、学生時代に勉強しておいたほうが良いことや将来の夢など、女子高生からの様々な質問に、女性技術者たちは丁寧に応えていました。(写真3)

写真3:女子高生からの質問に丁寧に応える


 午後は、自動販売機の仕組みについて勉強したあと、工場、フォレスト、自販機ミュージアムの見学を行いました。(写真4)

写真4:自販機ミュージアムの説明を真剣なまなざしで聞く女子高校生


 そして最後に、最新の自動販売機、過冷却自販機から出てくる過冷却飲料の体験をしました。
 キャップを開けて、一口飲んで、ゆっくりビンをさかさまにすると・・・。あら不思議?!コカコーラが凍ってきた!
 理由は、午前中の過冷却の実験と結びついて納得した高校生たち。その後、シャリシャリ新感覚のコカコーラをみんなで楽しく飲みました。(写真5)
写真5:あら不思議!コーラが凍ってきた?!過冷却自販機を説明


 終了後、参加した皆さんに感想を聞いてみると「過冷却の実験が楽しかった」「自動販売機の仕組みが分かって良かった」「理工系に進みたい」「サンデンに就職したい!」などの声が上がりました。

 この様子は、日本経済新聞、日経産業新聞、日刊自動車新聞、ぐんま経済新聞、上毛新聞、などに掲載された他、群馬テレビでも放映されました。

写真6:群馬大学 板橋英之教授(下段中央)と「夏のリコチャレ」参加メンバー

※今回の「夏のリコチャレ」は群馬大学が主催する「女子校ネットワークを使った理工系進路選択支援プログラム事業」の一環として開催しました