お知らせ

警告!!指定以外の冷媒を使用しない!!

冷媒入替に関するQ&A

番号 Q質問 A回答
1 ノンフロン自然冷媒に入替える
と電気代が下がるのでしょうか。
冷凍空調機器は指定の冷媒に最適化した設計がなされており、
ノンフロン冷媒などの指定以外の冷媒に入れ替えた場合、冷凍
空調機器が本来持っている能力を十分に発揮していない運転
状態となり、その結果、見かけ上電気代が減ったように見える
場合があります。
2 ASHRAE番号を取得しているノンフロン
自然冷媒は、安全な冷媒と考えて良い
のでしょうか。
ASHRAE番号は冷媒に割り当てられた記号のようなものであり、
ノンフロン自然冷媒の安全を保障するものではありません。
3 機器メーカー指定以外の冷媒に入替
えて、機器に不具合が生じた場合、
機器の保証期間であれば修理をして
くれるのでしょうか。
機器メーカーでは指定以外の冷媒に入替えられた場合、機器が
どのようなダメージを受けているかわからないため、修理後の
品質に責任を負えません。このため、冷媒を入替えた時点で保証
の対象外になるとともに、機器メーカーや設備業者は、一度入れ
替えられた機器に対しては修理・メンテナンスをお断りしています。
4 「環境保護のため、ノンフロン
自然冷媒に入替えが必要との
指示が出ている」と言われたが、
本当でしょうか。
環境省或いは経済産業省のいずれからも、現在使用されている
エアコンに冷媒として充填されているフロンを、フロン以外のもの
に入替えることが必要との指示はしていません。
逆にそのような勧誘に対する注意喚起の通知が出されています。

 環境省通知
https://www.env.go.jp/info/notice_scam140710.html
経済産業省通知
https://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/ozone/kanki_ozone.html

5 「さまざまな機器メーカー
に頼まれてノンフロン
自然冷媒に入替えている」
と言われた。本当か。
機器メーカーから他業者に指定以外のノンフロン自然冷媒等の
冷媒への入替えを依頼することはありません。
6 ノンフロン自然冷媒に入れ替えた後
に故障した場合、ノンフロン自然冷媒
を機器から抜ききれば、メーカー修理
をしてもらえるか。
機器メーカーではノンフロン自然冷媒のようなメーカー指定以外
の冷媒に入替えられた場合、機器がどのようなダメージを受けて
いるかわからないため、修理後の品質に責任を負えません。
従いまして機器メーカーや設備業者は、指定以外の冷媒が抜き
切れていても、一度入れ替えられた機器に対しては修理・メンテ
ナンスをお断りしています。
7 冷媒入替えの勧誘で進められている
ノンフロン自然冷媒とはどのようなもの
ですか。
プロパンやブタンなど可燃性のガスを主成分としたものがほと
んどであり、それらの冷媒で入れ替えて、もし何らかの要因
で漏れた場合、適切な処置・対策がなされていないと引火の
危険性があります。
8 自然冷媒とはどのようなもので
しょうか?
自然冷媒とは、自然界に存在する物質で冷媒(熱を移動させる
ための熱媒体となるもの。)としての性質を持つものです。代表
的なものとして、CO2、アンモニア、イソブタンなどがあります。
オゾン破壊係数が0で、地球温暖化係数が低い反面、圧力が
高い、毒性がある、強い燃焼性があるなどの安全性や、冷房
や暖房能力に対して多くの電気が必要とされるなどの利用に
際し多くの課題点があるため、対応策を盛り込んだ専用
設計とする必要があります。家庭用冷蔵庫などの冷媒充填量
の少ない機器では、対応策を盛り込んだ専用設計により、
イソブタンなどの利用が進められておりますが、一般的な空調
機等での利用は今後の課題となっております。
9 冷媒の入替えで使用電力量(電気代)
が下がることを実データで示されました
が、間違いありませんか。
冷凍空調機器は指定の冷媒に対して最適化された設計が
なされており、ノンフロン冷媒などの指定以外の冷媒に入れ
替えた場合、冷凍空調機器が本来持っている能力を十分に
発揮していない運転状態となり、電気代が減ったように見え
る場合があります。この結果、冷房や暖房の能力が不足の
状態となり、冷えない暖まらないという問題が発生する場合
があります。
10 自然冷媒ガスに入替えると
「コンプレッサーへの負荷が軽減
されるために、空調機器の寿命が
延びる」と言われたが本当ですか。
指定冷媒以外の冷媒を使用した場合、潤滑性能の低下が懸念されます。
コンプレッサーへの負荷やダメージは、機器メーカーでは検証して いないため保証できません。
11 自然冷媒ガスに入替えると
「改正フロン法の適用外となる」
と言われたが本当ですか。
改正フロン法(フロン排出抑制法)は業務用エアコンや業務用
冷凍冷蔵機器などに使用されているフロン類に対して規制する
法律であるため、ノンフロン自然冷媒は同法の適用外となります
が、同法では製品に充填されている冷媒と異なる冷媒を充填
しようとする場合は、安全上支障がないものであることを機器
製造業者に確認することが必要とされています。このため、機器
メーカーの確認なしで指定以外の冷媒に入替えた場合には、
機器メーカーからの修理、点検、サービスが受けられなくなります。
12 新しい法律ができたことに
より、エアコンに使用され
ているフロン類の冷媒は入れ替
える必要がありますか。
冷媒を入れ替える必要はありません。
平成27年4月に地球温暖化防止のため現在使用されている
フロンに対する「フロン排出抑制法」が施行されましたが、
これはフロン類の生産から廃棄までの関係者の役割と
責務を規定したもので、機器メーカーに対してはノン
フロン或いは低GWP冷媒を使用した機器の製造を促す
こと、また機器の使用者に対しては、現在使用している
機器からのフロン排出を防止するための点検を義務付ける
などの役割を規定したものです。現在使用しているエア
コンに充てんされているフロン類冷媒の入替えについては
規定されていません。そのままお使いいただいても法律上
何の問題もありません。
詳細につきましては、下記に示す環境省或いは経産省のホーム
ページの注意喚起をご覧ください。
環境省ホームページ
http://www.env.go.jp/info/notice_scam140710.html
経産省ホームページ
https://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/ozone/kanki_ozone.html
13 ノンフロン自然冷媒は可燃性
のものが多いのですが、特に
注意することは有りませんか。
可燃性の冷媒を用いる場合は、現状法に基づいて行って 頂いている漏れの現象がないかの点検等に十分な注意が
必要となります。また、冷媒を入れ替える作業時にも
十分な安全に対する配慮が必要となります。海外では
配慮を欠いた作業等による爆発や火災の事故が発生した
事例も報告されています。
14 「フロン機器からフロンを回収
して、ノンフロン自然冷媒
に入替えてしまったが、設備
はそのまま使用しても良いか?」
爆発や火災のおそれがあり、安全の保障もできないのでお勧めしません。
15 「5トン未満で規制対象外のフロン
設備にノンフロン自然冷媒ガスを
充てんした場合、高圧ガス製造
届出は必要か」
二酸化炭素(CO2)を除き、ノンフロン自然冷媒ガスの多くは 可燃性ガスに分類されております。このため、その取扱いは
従来の冷媒と大きく異なります。例えばプロパンを用いる場合、
冷凍能力が3トン以上の機器は高圧ガス保安法では第二種
製造者となるため、その設置には届け出が必要となり、入替
作業においても安全対策が必要となります。
16 自然冷媒ガスへの入替えに
ついて、行政による注意喚起
があるのか。
自然冷媒への入替えの注意喚起は、環境省、経済産業省のホームページにあります。
環境省ホームページ
http://www.env.go.jp/info/notice_scam140710.html
経産省ホームページ
https://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/ozone/kanki_ozone.html
また、神奈川県、茨城県の高圧ガス保安のホームページにも注意喚起がされており、爆発や火災の危険性や設備の変更などの必要性についても記述されていますので、ご参考下さい。
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/a2p/cnt/f5050/p968907.html
http://www.pref.ibaraki.jp/seikatsukankyo/shobo/sangyo/info/sangyohoan/infomachion/shizenreibai/shizenreibai.html
また、消費生活センターに寄せられた相談への回答及び解説が独立行政法人国民生活センターのホームページに掲載されておりますので、こちらもご参考下さい。
http://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2018_22.html
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20140730_2.html