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ARI,新会長人事と環境問題に対する方針を発表
ARI では2002年1月1日付けでこれまで8年間にわたって会長を勤めてきたクリフォード・H・“テッド”リーズ氏の後を継いでウイリアム・G・サットン氏が会長に就任すると発表した。
同役員会議長を勤めるダニエル・W・ホームズ JR は10月2日に開催された設備機器メーカーの展示会コンブラヴァで,業界並びに顧客の生活の質を向上させながら環境改善を進めてゆくための5つのステップを発表している。
以下,5つのステップを紹介しよう。
[Air Conditioning,Hearting and Refrigeration NEWS October 15 & 22]
サイエンス誌はスタンフォード大学の技術者達による提言として,今後アメリカは全国的な電力供給とグローバル温暖化対策のために風力発電への投資を主体にすべきだ,という意見を掲載している。
この論文では,これまで低コストの電力を供給する方法として認められてきた石炭火力発電が,健康や環境問題を克服するために受け入れられると考えられる付加価格の2〜4.3セント/Kwhhr という値をクリアーすることができなかった,と述べている。
[Air Conditioning,Hearting and Refrigeration NEWS October 15]
HCFC-22 の使用禁止が迫ってきた現在,業界を挙げて懸命に代替冷媒を求めている。そのうちで最も一般的なものは,HFC 系の冷媒であるが,この冷媒を使用するに当たっては機械を新しいものに変換するか,又は少なくとも潤滑油を交換するという手間を掛けねばならない。
ICOR インターナショナル社がこの問題を解決する代替冷媒を発表している。この冷媒は“NU-22”と名付けられ,R-22 を使用している既存の機器を何ら変更すること無く,潤滑油も従来の鉱物油をそのまま使用することができるという画期的なものである。
この冷媒は ASHRAE では R-417A と言われており,その成分は R-134a が 50%,R-125 が 46.6%,R-600(ブタン)が
3.4%となっている。そしてこの冷媒は毒性分類上 A1,更に可燃性についても安全と認定されている。
R-134a と R-125 の組合せは既に広い範囲の温度領域で代替として使用されてきているが,ブタンを少量加えることによりオイルリターンが改善される結果,従来の鉱物油の他,AB や POE 等の合成油も使えることになったものである。但し,この冷媒は,ターボ冷凍機には使用できないという。
[Air Conditioning,Hearting and Refrigeration NEWS November 5]
シカゴ市では12階建てのシティーホールの屋上に庭園を作ることによって空調負荷を減らす試みを今年3月に実施に移した。その測定結果から空調コストをどれだけ抑制することができたかについて大きな期待を抱いている。また,来年の春には暖房コストの削減についても良い結果が得られることを期待している。
[Air Conditioning,Hearting and Refrigeration NEWS November 5]
冷凍システムの設計にとってエネルギー効率は次第に重要な要素になってきている。最近ヨーク冷凍の L・ロルフスマン及び L・ラインホルト氏らが「冷凍における高圧圧縮機」と題する論文を発表し,カスケードシステムにCO2を冷媒とする装置への技術移動が大々的に進むと予想している。
[RAC―REFRIGERATION AND AIR CONDITIONING November]