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委員会報告 |
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世界のエアコン需要推定について |
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はじめに
このレポートは(社)日本冷凍空調工業会・貿易委員会が行なった世界のエアコン需要に関する調査・分析作業をまとめたものです(年はいずれも暦年)。
昨年,1996年〜2004年における推定をご紹介しましたが,このほど,1997年〜2005年までの推定がまとまりましたのでご紹介いたします。内容については,まだ不確かな点も多いと思われますが,関係各位のご参考にしていただければ幸いです。
なお,この調査に当たっては,実際に海外で活躍されている多くの方々のご協力をいただきました。
1.調査結果の概要
調査の対象としたのは,住宅,ビルなどに用いられるエアコンの合計で,このうち,ウインド型と日本的な家庭用セパレート型を含めた「ルームエアコン」,ルームエアコン以外の「パッケージエアコン」に区分して調査した。
調査は2000年までのデータを収集・分析して地域別の生産量,輸出入,需要量を推定,2001年〜2005年の需要量はその後の動向から延長して作成した。
(1) 2005年までの需要
2000年の世界のエアコン需要は全体で41,874千台に達し,前年比8.8%増であったと推定される。2001年は前年比4.2%増の43,628千台,2002年は前年比0.7%減の43,320千台になるものと推定される。2003年,2004年,2005年については,それぞれ45,251,47,183,50,065千台と推定した。
日本の需要は1997年以降,減少傾向を続けていたが,2000年,2001年は好調に推移し,それぞれ前年比9.4%増の7,791千台,7.4%増の8,367台であったと推定される。2002年は前年比8.6%減の7,651千台になると推定した。世界需要に対する日本の構成比は,2000年18.6%,2001年17.7%となっている。
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ルームエアコン |
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2000年のルームエアコンの世界需要は,前年比8.0%増の31,538千台であったと推定される。2001年は5.2%増の33,192千台,2002年は0.5%増の33,352千台になると推定した。2003年,2004年,2005年については,それぞれ34,807,36,333,38,789千台と推定した。日本の需要は,2000年が前年比9.1%増の7,084千台,2001年が7.8%増の7,638千台であったが,2002年には9.0%減少し,6,951千台になると推定した。世界需要に対する日本の構成比は,2000年22.5%,2001年23.0%,2002年20.8%となっている。 |
| <2> |
パッケージエアコン |
| 2000年のパッケージエアコンの世界需要は,前年比11.2%増の10,336千台であったと推定される。2001年は前年比1.0%増加の10,436千台,2002年は4.5%減の9,968千台になるものと推定した。2003年,2004年,2005年については,10,444,10,850,11,276千台と推定した。このうち日本の需要は,2000年が707千台,2001年729千台,2002年700千台と推定した。世界需要に対する日本の構成比は,2000年6.8%,2001年7.0%,2002年7.0%となっている。 |
(2) 2000年までの生産と日本の輸出
この調査に当たって,2000年までの生産量と日本の輸出量を調査・分析した。
それによれば,2000年の世界のルームエアコン生産は35,564千台で,前年より17.3%増加した。日本の生産はほぼ前年並の6,432千台であった。世界生産に対する日本の構成比は,97年26.6%,98年25.0%,99年21.2%,2000年18.1%と減少傾向にある。
2000年のパッケージエアコンの世界生産は,前年より10.5%増加して10,643千台となった。日本の生産は,前年より14.6%増の941千台であった。世界生産に対する日本の構成比は,97年11.6%,98年10.2%,99年8.5%,2000年8.8%となっている。
一方,2000年の日本の輸出をみると,ルームエアコンは前年比11.3%減の542千台,パッケージエアコンは3.5%増の236千台であった。日本の輸出は日本以外の世界需要に対し,ルームエアコンで2.2%,パケージエアコンで2.5%であった。
図1 エアコンの世界需要推定

図2 ルームエアコンの世界需要推定

図3 パッケージエアコンの世界需要推定

2.世界のエアコン需要推定結果
世界のエアコン需要推定(1997年〜2005年)を表1,世界のエアコン生産の推定(1997年〜2000年)を表2,日本のエアコン輸出の実績(1997年〜2000年)を表3に示す。
表1 世界のエアコン需要の推定(1997年〜2005年)
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表2 世界のエアコン生産の推定(1997年〜2000年)
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表3 日本のエアコン輸出の実績(1997年〜2000年)
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3.定義及び推定の手法(抜粋)
(1) 製品の範囲・区分
推定の対象については,1.の概要の項に説明してあるが,ここで改めて整理すると次のようになる。
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製品の範囲 |
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住宅,ビルなどに用いるエアコンディショナーで,ユニットになったもの(いわゆる直膨式のエアコン)を対象とした。ヒートポンプ式の冷暖房兼用型はここに含んでいる。 |
| <2> |
製品の区分 |
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(2) 地域の区分
地域の区分は,日本を特掲し,それ以外は一般的に用いられている地域区分に従った。
(3) 1997〜2000年の需給推定の手法
1997年から 2000の需給の推定に使用したデータおよび推定の手法は次のとおりである。
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使用データ |
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| <2> |
推定の手法 |
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| <3> |
誤差 |
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| 次の要因により,この推定結果は若干の誤差を含んでいると思われるので,利用に当たっては十分留意されたい。 | |||||||
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(4) 2001年〜2005の需要推定の手法
2001から2005の需要推定については,上記で得られた 1997 年〜2000 年の推定値とその後の各地域での需要の動向に関する情報を勘案して作成した。