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ユニタリー型の出荷台数
ARIから3月及び4月のユニタリー型エアコンと空気熱源ヒートポンプの出荷台数が発表された。先ず3月であるが,ユニタリー型エアコンは670,358台で前年同期比5%の減となっている。また,空気熱源ヒートポンプの出荷台数も136,660台でこれも前年比6%の減となっている。
4月に入ると大幅な改善が見られ,ユニタリー型エアコンは706,660台と対前年比23%増,空気熱源ヒートポンプも156,488台,29%増を記録している。年初の4か月を通算すると,3月の落ち込みを挽回して対前年比4%の増となっている。
[Air Conditioning,Hearting and Refrigeration NEWS May 20 & June 10]
中国政府とアメリカ合衆国エネルギー省の共同プロジェクトで,エネルギー消費及び温室効果ガスの放出を削減するためのモデルビルが北京市ダウンタウンに建設されることになった。この計画に対して“21世紀に向けての責任ある開発のための米中連合(ACCORD 21)”では,グリーンビルとして模範的な建築構造とその設計技術を模索していた。
この計画にエネルギー省の代行として審査に当たった自然資源保護協議会(NRDC)のロバート・ワトソン氏は,この計画の目的に最も叶うものとして,キャリア社のスクリュー・チラー2台を採択した。
完成の2003年からはエネルギー消費量,節減量,グリーンハウスガスの削減量等のデータがモニターされることになっている。
[Air Conditioning,Hearting and Refrigeration NEWS May 20]
アメリカのエアコン業界では,最近の鉄鋼業界に起因する影響により,製品の価格アップを考慮せざるを得ない状況に追い込まれている。
昨年12月の綱板の価格は,過去20年間で最低の値を保っていた。最も標準的な熱間ロールコイルはトン200ドルであったものが,5か月後にはトン330ドルにまで高騰している。
原因は二つある。先ず第一は,輸入品がダンピングであるとして,懲罰的なダンピング課税を採用したことがあげられる。エアコンに使われる綱板はこれらの輸入高級鋼板に依存していただけに,この税の適用により輸入が減り,極端な在庫不足に陥ったためである。さらにこれまでエアコン業界の需要の9%を供給していたLTV社が,昨年12月に倒産している。
このような状況から,エアコンメーカーは高い鋼板を購入せざるを得ず,このまま推移すれば製品価格に転化して値上げせざるを得ないとその苦しさを訴えている。
[Air Conditioning,Hearting and Refrigeration NEWS May 20]
AT & Tの空調部門をリタイアした技術者のマーセル・ラモーレックス氏は,画期的な圧縮機のデザインを発表した。
彼の構想は,ピストンに作用する重力を利用して駆動動力を最小に保つというものである。従って,ピストンの重量はシステムの低温側の真空に打ち勝つに十分な重さが必要である。重力により最下点に達したピストンは,頂部に働く引力と重量がほぼバランスしている。このピストンを引き上げるために,ベント口から14.7psiの大気圧を導入する。これにモーターの助力により,120。F(約49℃)の凝圧にまで昇圧する。
この圧縮機は高真空を実現できるので,水を冷媒とすることができる。また,その他の非毒性冷媒も採用可能だと述べている。その上に大型システムに適し,低速で運転されるので静かな運転が期待できる。
[Air Conditioning,Hearting and Refrigeration NEWS June 3]
ジュネーブ空港では,この度,館内の空調用に天井クーリング・システムを採用した。広さ792m2の旅客ラウンジに拡張することになったものである。
このシステムは,天井板の裏面に冷水コイルが取り付けられており,熱を吸収する。このシステムの特徴はエネルギー消費が少ないことで,年間に単位m2当たり10ユーロの削減が期待できる。
加えてファンを使用しないため,ダストの移動が最小限に保たれることと,従来システムでは1時間当たり10回も換気されていたものが僅かに0.5〜1回とすることができる。
[RAC―REFRIGERATION AND AIR CONDITIONING JUNE]