|
資料紹介 |
|
家庭のエネルギー,電気は増加,ガスは横ばい |
|
5年間調査
関東地区3府県の147世帯を調査
「5年間調査」は,さいたまコープ,コープとうきょう,コープかながわの3つの生協の組合員で,東京電力と東京ガスを利用している組合員からモニターを募集,過去5年間転居していないことを条件にしてデータがそろった147件の電力・ガスの消費量をまとめたもの。
住居エリアは埼玉69,東京48,神奈川30となり,世帯人員は平均3.7人となった。家族構成はこの5年間,若干の変化はあったものの,平均では変化はなかった。住居は集合住宅84,一戸建63と首都圏での調査のためか,過半数が集合住宅であった。住居面積は平均で80m2,部屋数は4.4部屋であった。
147世帯平均の電力使用量は,1997年から2001年に約10%増,年間で4221kWh(月平均352kWh)となった。一方,ガスの使用量は1997年から98年には増加しているものの,その後減少,2001年で520m3と同じ水準になっている。
この間の変化を実数と指数で示したものは,図1,図2である。5年間平均で月ごとの電力とガスの使用量を示したものが図3である。一般的傾向として,電気使用量の冬期と夏期の二つのピーク,ガス使用量の冬期への集中がよくあらわれている。なお,147世帯平均での使用している電気器具,ガス器具の保有状況を調べている。主なものを抜粋したものを表1に示す。
図1 年間の電力・ガス使用量(N=147)

図2 5年間の電力・ガス使用量推移(N=147,97年を100)
図3 5年間平均での毎月の電力・ガス使用量(N=147)
表1 147世帯の電気・ガス器具の使用台数
(1家庭平均,抜粋) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
モニタリング調査
全国から時間ごとの電力を調査
「モニタリング調査」はコープあおもり,みやぎ生協,コープながの,コープかながわ,おおさかパルコープ,コープこうべ,生協ひろしま,エフコープ(福岡)の8生協の組合員に日本ベンディング・東光精機製「省エネナビ」を使い,1時間ごとの電力使用量を調査した。調査期間は2002年7〜12月の半年,データの提供は80名からあり,2002年8〜12月のデータがそろっている 56名のデータを分析した。
このうち,8月と12月の時間ごとの電力使用量のデータは図4のようになった。56名のエアコン保有は冷専・冷暖兼用で2.14台で,5年間調査とほぼ同じ水準になった。グラフをみると,8月の冷房シーズンでもピークは17時以降にあり,昼間の消費電力は朝,夕方に比べ大きく落ち込んでいる。
図4 1時間ごとの電力使用量の推移(Wh,N=56)
全国8生協のモニターの平均値