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マクドナルド,初の非HFC冷媒仕様のレストランを開店
環境問題に厳しいグリーンピースはHFC冷媒が環境に大きな影響を与えるとして,その使用を停止するよう強く訴えてきている。そして世界レベルで店舗を展開するマクドナルドを絶好のターゲットとして非HFC化の実現を強力に求めることにした。
この厳しい圧力を受けてマクドナルドはHFC冷媒を一切使用しない初のレストランをデンマーク中部のヴェイルに開店した。ここでは冷蔵庫,コールドルーム,空調設備,アイスクリーム製造機のいずれにも炭化水素系の冷媒“Green-freeze”が使用されている。
この展開についてデンマークの環境大臣は「マクドナルドは新たな意思決定により環境問題に大きな貢献を成した。この動きが非HFC化を促進することを希望している」と述べている。
[RAC―REFRIGERATION AND AIR CONDITIONING March]
2000年のミレニアム記念行事の一環としてロンドンのテムズ河の近くに建設されたロンドン・アイは高さ135メートルの巨大な観覧車で,近くは対岸の国会議事堂やバッキンガム宮殿,晴れていれば遠くヒースロー空港まで望めるということで,多くの観光客を集めている。
この観覧車はガラス製のカプセルになっており四周を望める構造になっているが,設置された空調設備の能力不足からそれほど暑い日でないにもかかわらず,内部が最高許容温度の29℃を超えることがしばしば起こり観客の不評を買っていた。 そこでここを運営するブリティッシュ・エアウェーズは,根本的な改造を行うことにした。
空調設備はカプセルの床部分の狭いスペースに取り付けられており,市販のユニットが使えないため,特別にR407Cを冷媒とするユニットが製作されテストが行われた末に,満足すべき結果が得られた。
この結果,夏季外気温度が30℃で内部は21℃ RH50%に,冬季も外気温度−4℃の際も内部を16℃という快適さに保つことができた。
[RAC―REFRIGERATION AND AIR CONDITIONING March]
ASHRAEでは各種のデザインツール,運転・保守ツール,室内空気の質,快適さと健康,冷凍,環境的に安全な材料,省エネルギー等7つの分野に対して総額575,383ドルの基金を提供することを決定した。
各種のプロジェクトの中で多様な空調システムを持つビルの年間消費冷暖房エネルギー量をステップ・バイ・ステップに算定するシステムとして「一般的な空調システムの特性を決定するための手順の開発」に89,841ドルが提供され,今後18か月にわたって開発が進められる。
協会では設計のために開発したモデルが計測したデーターの活用により運転や保守に対する影響を検知・予測したり,省エネルギー消費量を確認するために役に立つことが判明し,今回の決定をみた。
[Air Conditioning,Heartingand Refrigeration NEWS March.10]
メリーランド州に根拠を置くサーモ・テクノロジー社はこのほど,ペンタゴンとの間で北米最大の太陽熱温水設備を設置する契約を結んだ。ペンタゴンを形成する5つの楔状の建屋の屋上に容量75.6kWの真空管式の太陽熱温水設備30基が設置され,合計で378kWの容量を備えることになる。
サーモ・テクノロジー社は設置後2年間にわたってシステムの性能をモニターすることになっている。一方,国防省側も独自に計器を備えシステムのモニターを行う予定だという。
[Air Conditioning,Heartingand Refrigeration NEWS March.10]
ARIの発表によると昨年度アメリカ全体でCFC冷媒使用の大型チラーで代替冷媒に転換したり,交換された機械は2594台(転換379台,交換2215台)であったという。
これは前年の7171台と比較すると大幅なダウンとなっており,国内の雇用の減少,経済不況,海外のビル建設の減少等の影響が現れてきたとみられている。エネルギー省ではビルオーナーに対して「再生CFC冷媒は供給もタイトに,価格も高騰し品不足になっている。効率の良い代替冷媒に切り換えることにより,電力単価が安くなっても十分に投資を回収できる」とする資料を準備する等,転換の促進に懸命である。
[Air Conditioning,Heartingand Refrigeration NEWS April.14]