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日本の世帯数将来推計 |
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| 国立社会保障・人口問題研究所では,2025年までの世帯数の将来推計を発表しました。これによると,人口は2006年をピークに減少するのに対し,世帯数は2015年まで上昇を続け,その結果,平均世帯人数も減少すると推計しています。世帯数に基づくエアコンの普及状況の計算と合わせて紹介します。 |
(編集係) |
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1.推計の枠組み
この推計は,国立社会保障・人口問題研究所により2000年10月1日から2025年10月1日までの25年間について行われたもので,2000年の国勢調査から基準人口を得て,一般世帯について世帯総数と世帯人員のほか,家族類型別,男女別,5歳階級別についての世帯数を推計したものである。
2.推計結果の概要
(1) 一般世帯人員と一般世帯総数
同研究所の全国将来人口推計による中位推計では,日本の総人口は2006年の1億2,774万人をピークに,以後減少に転じる。また,一般世帯人員は2005年の1億2,555万人をピークに以後減少に転じ,2025年には1億1,764万人と,2000年の1億2,495万人に比べ731万人の減少としている。
これに対して一般世帯総数は2006年以降も上昇を続け,2015年にピークを迎え5,048万世帯,以後一般世帯人員より10年遅れて減少に転じる。それでも2025年は4,964万世帯で,2000年の4,678万世帯より286万世帯多い。
人口が減少しても世帯数は増加し続けることから,平均世帯人員も2000年の2.67人から2025年には2.37人と減少を続ける。ただし,その変化速度は緩やかになると予想される。(表1)
(2) 家族類型別一般世帯数
「単独世帯」,「夫婦のみの世帯」,「ひとり親と子から成る世帯」が増加し,「夫婦と子から成る世帯」「その他の一般世帯」が減少,2007年以降はかつて一般世帯の40%以上を占めた「夫婦と子から成る世帯」に代わり,「単独世帯」が最も多い類型になると予想される。
2000年から2025年の間に,「単独世帯」は1,291万世帯から1,716万世帯,「夫婦のみの世帯」は884万世帯から1,029万世帯,「ひとり親と子から成る世帯」は358万世帯から479万世帯まで増加する。一方,同じ期間に「夫婦と子から成る世帯」は1,492万世帯から1,200万世帯,「その他の一般世帯」は654万世帯から540万世帯へと減少する。(表1)
| 表1 家族類型一般世帯数及び世帯人員 |
| 単位:1000世帯 |
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総数 |
単独 |
核家族 |
その他 |
世帯人員
(1000人) |
平均世帯
人員(人) |
| 総数 |
夫婦のみ |
夫婦と子 |
ひとり
親と子 |
| 1980年 |
35,824 |
7,105 |
21,594 |
4,460 |
15,081 |
2,053 |
7,124 |
115,451 |
3.22 |
| 1985年 |
37,980 |
7,895 |
22,804 |
5,212 |
15,189 |
2,403 |
7,282 |
119,334 |
3.14 |
| 1990年 |
40,670 |
9,390 |
24,218 |
6,294 |
15,172 |
2,753 |
7,063 |
121,545 |
2.99 |
| 1995年 |
43,900 |
11,239 |
25,760 |
7,619 |
15,032 |
3,108 |
6,901 |
123,646 |
2.82 |
| 2000年 |
46,782 |
12,911 |
27,332 |
8,835 |
14,919 |
3,578 |
6,539 |
124,950 |
2.67 |
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| 2005年 |
49,040 |
14,218 |
28,575 |
9,851 |
14,666 |
4,058 |
6,247 |
125,551 |
2.56 |
| 2010年 |
50,139 |
15,169 |
28,990 |
10,421 |
14,169 |
4,400 |
5,981 |
125,026 |
2.49 |
| 2015年 |
50,476 |
15,984 |
28,731 |
10,589 |
13,517 |
4,625 |
5,761 |
123,463 |
2.45 |
| 2020年 |
50,270 |
16,663 |
28,033 |
10,507 |
12,776 |
4,750 |
5,574 |
120,940 |
2.41 |
| 2025年 |
49,643 |
17,159 |
27,083 |
10,291 |
11,998 |
4,794 |
5,401 |
117,636 |
2.37 |
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(3) 世帯主が65歳以上または75歳以上の世帯
世帯主が65歳以上の世帯は,2020年の1,847万世帯をピークに2025年にはやや減少するものの2000年の1,114万世帯から1,843万世帯とほぼ730万世帯,1.65倍に増加する。家族類型別にみて最も増加するのは「単独世帯」で,303万世帯から680万世帯と2.24倍である。特に75歳以上では2025年も増加を続け,「単独世帯」では,139万世帯から422万世帯と,ほぼ3倍となる。(表2)
| 表2 世帯主65歳以上・75歳以上の家族類型別世帯数の推計 |
| 単位:1000世帯 |
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総数 |
単独 |
核家族 |
その他 |
| 総数 |
夫婦のみ |
夫婦と子 |
ひとり
親と子 |
| 世帯主65歳以上 |
| 2000年 |
11,136 |
3,032 |
6,061 |
3,854 |
1,456 |
750 |
2,043 |
| 2005年 |
13,376 |
3,861 |
7,447 |
4,695 |
1,831 |
920 |
2,068 |
| 2010年 |
15,406 |
4,709 |
8,602 |
5,420 |
2,089 |
1,093 |
2,095 |
| 2015年 |
17,616 |
5,664 |
9,725 |
6,136 |
2,321 |
1,268 |
2,227 |
| 2020年 |
18,471 |
6,354 |
9,928 |
6,310 |
2,255 |
1,363 |
2,189 |
| 2025年 |
18,426 |
6,801 |
9,566 |
6,092 |
2,070 |
1,404 |
2,059 |
| 世帯主75歳以上 |
| 2000年 |
3,943 |
1,393 |
1,805 |
1,171 |
309 |
324 |
746 |
| 2005年 |
5,468 |
1,977 |
2,605 |
1,709 |
476 |
420 |
887 |
| 2010年 |
6,923 |
2,579 |
3,394 |
2,227 |
636 |
531 |
950 |
| 2015年 |
8,052 |
3,092 |
4,003 |
2,616 |
755 |
632 |
958 |
| 2020年 |
9,083 |
3,587 |
4,515 |
2,951 |
836 |
728 |
981 |
| 2025年 |
10,392 |
4,222 |
5,088 |
3,332 |
923 |
833 |
1,082 |
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<参考>
ルームエアコンの普及台数の計算
内閣府の経済社会総合研究所による「消費動向調査」では,普通世帯のエアコンの普及率と保有台数は,1980年の39.2%,100世帯あたり51.8台から2000年には86.2%,207.6台となっている。これをもとに計算すると,普及台数は1980年約1,488万台,1995年約2467万台,1,990年約3,566万台,1995年約5,237万台,2000年約7,032万台となる。単身世帯については,調査が始まったのが1996年であり,2000年には67.6%で90.4台であった。このため,普及台数は1,167万台となる。普通世帯と単身世帯の合計である一般世帯の普及台数は8,199万台となる。(表3)
国勢調査のほぼ中間に当たる2003年の推計世帯数は,普通世帯が34,482世帯,単身世帯が13,722世帯,世帯総数48,204世帯となっている。2003年3月時点でのエアコンの普及率と保有台数は,普通世帯では88.8%で245.4台,単身世帯では68.8%で99.2台であり,これを計算すると,普及台数は普通世帯8,462万台,単身世帯1,361万台,一般世帯全体は9,823万台となる。
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