機関誌「冷凍と空調」 / 2005.5 (NO.528)
資料紹介
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廃家電4品目の引取台数 1122万台
―平成16年度家電リサイクル法施行状況まとまる―

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 経済産業省と環境省は4月22日,平成16年度の家電リサイクル法施行状況について公表しました。平成16年4月〜平成17年3月の全国の指定引取場所から引き取った廃家電4品目は合計で1122万台,前年度比7.2%増となりました。4月11日にパソコン3R推進センターから発表された家庭系使用済みパソコンの平成16年度の回収・リサイクル実績と併せて紹介します。
(編集係)
 
<エアコンのリサイクル状況>
 
  ここではエアコンについて,家電リサイクル法施行状況の発表が始まった平成13年度から平成16年度まで順に追ってみる。
  指定引取場所における引取台数を平成13年度から平成16年度までみると,それぞれ133万台,164万台,158万台,181万台と平成15年度に若干減ったものの,概ね順調に伸びている。また,家電リサイクルプラントにおける引取台数は,平成13年度と平成14年度の品目別台数は発表されていないが,平成15年度が159万台,平成16年度が181万台であった。平成16年度の前年度比は指定引取場所14.4%,リサイクルプラント13.8%の増加となった。
 
 
処理台数1台当たりの重量
   平成13年度から平成16年度の再商品化処理された台数はそれぞれ130万台,162万台,158万台,181万台で,再商品化等処理重量は5.76万トン,7.20万トン,6.97万トン,7.90万トンとなっている。平成16年度はそれぞれ前年度比13.4%,13.8%の増加であった。再商品化処理台数・処理重量ともに指定引取場所での引取台数同様,平成15年度に若干減ってはいるものの概ね順調に伸びている。
  再商品化等処理重量を再商品化処理台数で割った処理台数1台あたりの重量は44.3kg,44.3kg,44.1kg,43.7kgとなっている。再商品化された台数は伸びているのに対し,平成16年度は前年度比1.0%の減少で,エアコンの重量が軽くなってきているようである。
   
1台当たりの再商品化重量
   平成13年度から平成16年度の再商品化重量はそれぞれ4.50万トン,5.67万トン,5.71万トン,6.49万トンと順調に推移している。これを1台あたりでみると,それぞれ34.6kg,34.9kg,36.1kg,35.9kgとなっており,平成16年度は0.7%の減少である。これは処理台数1台当たりの重量が減っているためとみられる。そのため,1台当たりの重量が減っているにもかかわらず,平成15年度から平成16年度の再資源化率は81%から82%へと上昇している。
<1台あたりの再商品化量>
   
1台当たりのフロン回収量
   平成13年度から平成16年度の冷媒として使用されていたフロン類の回収量は,それぞれ467トン,807トン,860トン,995トンと順調な伸びを示している。1台あたりの回収量はそれぞれ358kg,497kg,545kg,550kgで,平成16年度はフロン類の総回収量が15.6%,1台当たりの回収量が0.9%の増加となっている。
  また,今回から発表された冷媒として使用されていたフロン類の破壊重量は976トンであった。
<1台あたりのフロン回収量>
 
<エアコンの引取台数と1台あたりの処理内容>
(単位:kg)
  平成
13年度
平成
14年度
平成
15年度
平成
16年度
指定引取場所の引取台数(千台) 1,334 1,636 1,584 1,814
リサイクルプラントの引取台数(千台) 1,592 1,812
処理台数1台あたりの重量 44.3 44.3 44.1 43.7
1台あたりの再商品化量
 鉄
 銅
 アルミニウム
 非鉄・鉄などの混合物
 ブラウン管ガラス
 その他の有価物
34.6
17.4
1.5
0.5
14.9
0.3
34.9
14.2
1.9
0.7
17.2
0.9
36.1
14.7
2.2
0.7
17.0
1.5
35.9
14.3
2.3
0.7
16.8
1.8
1台あたりのフロン回収量 359 497 545 550
再商品化率 78% 78% 81% 82%

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