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世界のエアコン需要推定について
2005年,前年比3.3%増の6185万台 |
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| 工業会の貿易委員会はこのほど,2005年までの世界のエアコン需要展望をまとめました。2000年の4187万台が2005年には6185万台に拡大,このうち中国は914万台から1979万台に急増し,2000年には全体の21.8%だったものが2005年には32.0%を占めると推定しています。
発表文を紹介します。 |
| (編集係) |
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(社)日本冷凍空調工業会ではこのほど,2005年までの世界各国のエアコン需要の推定結果をまとめましたのでご紹介します。この推定は,工業会の貿易委員会が毎年まとめているもので,従来のアジア,中東,欧州などの地域区分ごとの推定に加え,今回は過去3カ年分について主要な国ごとにまとめました。
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ここでのエアコンは,住宅,ビル等に用いられるエアコンの合計で,ウインド型と小型のセパレート型を含めた「ルームエアコン」と,これ以外の「パッケージエアコン」に区分してまとめています。 |
1.概要
(1) エアコン全体
2005年の世界のエアコン全体の需要は6185万台,前年より3.3%増加したと推定されます。世界のエアコン需要は過去,高い伸びを続けていますが,2005年はやや伸びが鈍化したとみられます。
今回行なった主要国別の推定をもとに,日本,中国及び欧州,北米などの地域に区分して見ると,最大の需要地は中国で1979万台,2.7%の増加でした。中国の需要は世界全体の32%を占めることになります。次いで北米が1407万台,5.3%の増加,第3位は日本で828万台,7.8%の増,日本・中国を除くアジアが726万台,4.9%の増,欧州計が591万台,6.6%減と続きます。
なお,過去5年ごとの推定との比較では,2000年の4187万台に対して47.7%増,1995年の3114万台に対して98.6%増とほぼ倍増しています。
(2) ルームエアコン
2005年の世界のルームエアコンの需要は4958万台,前年比3.0%の増加と推定されます。最大の需要地は中国で1800万台,1.9%の増加であったとみられます。次いで日本が748万台,7.9%の増加,第3位は北米で683万台,8.1%の増,日本・中国を除くアジアが619万台,5.2%増,欧州計が532万台,7.5%減と続きます。
(3) パッケージエアコン
2005年の世界のパッケージエアコンの需要は1227万台,前年比4.4%の増加と推定されます。最大の需要地は北米で724万台,2.7%の増加であったとみられます。次いで中国が179万台,11.7%の増,第3位は日本・中国を除くアジアで107万台,3.4%の増,日本が80万台,6.7%の増,欧州が59万台,2.6%増と続きます。
2.世界のエアコン需要の推定結果
世界のエアコンの需要の推計結果(2000年〜2005年)のエアコン合計を表1に,ルームエアコンを表2に,パッケージエアコンを表3に示す。
3.調査の対象と手法
(1) 製品の範囲と区分
推定の対象にしたエアコンは,住宅・ビル等で使われるエアコンで,ユニットになったものを対象にし,ヒートポンプ式の冷暖房兼用のものを含んでいます。冷温水システムに用いるファンコイルユニットなどは除外しました。
「ルームエアコン」とは,ウインド型エアコンと,小型のセパレート型エアコンで主に家庭用のものの合計です。
「パッケージエアコン」とは,主として業務用で中・大型のセパレート型エアコンと,リモートコンデンサ型,シングルパッケージ型のエアコンを含みます。米国でいうユニタリーエアコン,ユニタリーヒートポンプはここに分類します。
(2) 調査の手法
調査は,工業会の貿易委員会参加会社を通じて(1)の区分をしたアンケート調査票を対象国の販売業者等に配布,回収,集計して需要推定値を求めました。
対象国で工業会が需要統計を公表しているものは参考にしましたが,必ずしも公表値そのものを用いることはせず,前記アンケート結果を優先しました。
(3) 調査地域
従来,日本以外はアジア,中東,欧州などの地域区分ごとにまとめた調査をしましたが,今回はエアコンとして一定規模以上の需要が見込める国をリストアップして調査しました。
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