機関誌「冷凍と空調」
/ 2006.7 (NO.542)
資料紹介
<エアコンのリサイクル状況>
今回発表された廃家電4品目のうちエアコンについて,家電リサイクル法施行状況の発表が始まった平成13年度から平成17年度まで順に追ってみる。
指定引取場所における引取台数を平成13年度から平成17年度までみると,それぞれ133万台,164万台,158万台,181万台,199万台と平成15年度に若干減ったものの,概ね順調に伸びている。また,家電リサイクルプラントにおける引取台数は,平成13年度と平成14年度の品目別台数は発表されていないが,平成15年度から平成17年度まで,それぞれ159万台,181万台,199万台であった。平成17年度の前年度比は指定引取場所9.7%,リサイクルプラント9.8%の増加となった。
●処理台数1台当たりの重量
平成13年度から平成17年度の再商品化処理された台数はそれぞれ130万台,162万台,158万台,181万台,199万台で,再商品化等処理重量は5.76万トン,7.20万トン,6.97万トン,7.90万トン,8.58万トンとなった。平成17年度の前年度比はそれぞれ10.0%,8.6%の増加であった。
再商品化等処理重量を再商品化処理台数で割った処理台数1台あたりの重量はそれぞれ44.3kg,44.3kg,44.1kg,43.7kg,43.1kg,とわずかではあるが減少し続けている。平成17年度は前年度比1.3%の減少であった。
●1台当たりの再商品化重量
平成13年度から平成17年度の再商品化重量はそれぞれ4.50万トン,5.67万トン,5.71万トン,6.49万トン,7.26万トンと順調に推移している。これを1台あたりでみると,それぞれ34.6kg,34.9kg,36.1kg,35.9kg,36.5kgとなっており,平成17年度は前年度比1.6%の増加となった。また,平成13年から平成17年度の再資源化率は,78%,78%,81%,82%,84%と上昇し続けている。
<1台当たりの再商品化量>
●1台当たりのフロン回収量
平成13年度から平成17年度の冷媒として使用されていたフロン類の回収量は,それぞれ467トン,807トン,860トン,995トン,1122トンと順調な伸びを示している。1台あたりの回収量はそれぞれ358kg,497kg,545kg,550kg,491kgで,平成17年度はフロン類の総回収量は12.8%の増加となったが,1台当たりの回収量は10.8%の減少となっている。
また,冷媒用フロン類の破壊重量は平成16年度から発表されているが,それぞれ976トン,1118トンであり,平成17年度の前年度比は15.4%の増加となった。
<1台当たりのフロン回収量>
●エアコンの引取台数と1台あたりの処理内容
[単位:kg]
平成13年度
平成14年度
平成15年度
平成16年度
平成1
7
年度
指定引取場所の引取台数(千台)
1,334
1,636
1,584
1,814
1,990
リサイクルプラントの引取台数(千台)
-
-
1,592
1,812
1,991
処理台数1台あたりの重量
44.3
44.3
44.1
43.7
43.1
1台あたりの再商品化量
鉄
銅
アルミニウム
非鉄・鉄などの混合物
ブラウン管ガラス
その他の有価物
34.6
17.4
1.5
0.5
14.9
-
0.3
34.9
14.2
1.9
0.7
17.2
-
0.9
36.1
14.7
2.2
0.7
17.0
-
1.5
35.9
14.3
2.3
0.7
16.8
-
1.8
36.5
13.2
2.8
1.1
17.0
-
2.4
1台あたりのフロン回収量
359
497
545
550
491
再商品化率[%]
78%
78%
81%
82%
84%