機関誌「冷凍と空調」 / 2007.5 (NO.552)
グラフ2006
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出荷額,3年連続2兆円超
―2006会計年度の冷凍空調機器実績―

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 2006会計年度の冷凍空調機器のデータがまとまりました。生産額は2兆884億円と6年ぶりに2兆円を超え前年比5.2%の増加,出荷額も2兆1844億円と3年連続で2兆円を超え前年比では4.3%の増加となりました。ここでは,金額ベースでは主に経済産業省・財務省の統計から,出荷ベースは主に工業会(会員分)の統計からグラフ化して紹介します。
(編集係)

1. 概 況

●生産額
 経済産業省の機械統計による2006会計年度の冷凍空調機器の生産額は2兆884億円で前年比5.2%の増加となり,6年ぶりで2兆円を超えた。

  ここでいう冷凍空調機器は,経済産業省の機械統計(生産動態統計調査のうち機械器具に関する調査)のうち,「冷凍機及び冷凍機応用製品」の調査票に掲名された範囲の製品で,電気冷蔵庫や自動販売機は含んでいない。

 製品分野別では,冷凍空調用圧縮機が2.0%の増加,空気調和関連機器が6.9%増で3年連続の増加,冷凍冷蔵関連機器は0.1%減少した。また,冷凍空調用冷却塔は14.4%の増加であった。
 生産額を個別にみると,冷凍空調用圧縮機のうち乗用車・トラックエアコン用は2750億円で前年比5.7%増となったが,一般冷凍空調用は1216億円で5.4%減であった。空気調和関連機器では,輸送機械用エアコンが4204億円で3.8%増,ユニット形エアコンが9460億円で8.4%増であった。ユニット形エアコンのうち電気駆動式エアコンは8907億円で8.6%増で3年連続の増加,エンジン駆動式エアコンは553億円で4.8%増である。空調設備用機器は897億円で10.7%増,冷凍冷蔵関連機器では冷凍冷蔵ショーケースが662億円で2.2%減,コンデンシングユニットは356億円で5.6%増となった。

●販売額
 経済産業省統計による2006会計年度の冷凍空調機器の販売額(メーカー出荷ベース)は,前年比4.3%増の2兆1844億円となり,3年連続で2兆円台となった。
 製品分野別では,冷凍空調用圧縮機が7.8%の増加,空気調和関連機器が4.4%の増加,冷凍冷蔵関連機器3.9%の減少であった。冷凍空調用冷却塔は13.9%増加した。
 販売額を個別にみると,圧縮機の乗用車・トラックエアコン用が3361億円で前年比8.1%増,一般冷凍空調用が682億円で6.3%増となった。空気調和関連機器では,輸送機械用エアコンが4190億円で前年比5.2%増,ユニット形エアコンは1兆564億円で3.3%増となった。ユニット形エアコンのうち電気駆動式エアコンは9887億円で3.1%増,エンジン駆動式エアコンは677億円で6.4%増となり,空調設備用機器は947億円で14.2%増である。冷凍冷蔵関連機器では冷凍冷蔵ショーケースが776億円で3.6%減,コンデンシングユニットが355億円で5.0%増となった。

●輸出額
 財務省の貿易統計による2006会計年度の冷凍空調関連の輸出額は,部品を含めて4820億円で前年比10.3%の増加となった。厳密には範囲は異なるが,生産額対比での輸出比率は23.1%,前年より1.1ポイント増加した。
 個別で主なものは,冷凍空調用圧縮機の自動車エアコン用は1586億円で前年比1.4%減,一般冷凍空調用は385億円で5.4%増であった。空気調和関連機器ではユニット形エアコンが1455億円で33.1%増,エアコンの部品は691億円で前年比2.4%増となった。冷凍冷蔵関連機器は593億円で前年比7.7%増であった。
 空調関連機器の輸出の中で部品を除いた製品は1564億円,全体の32.5%,また冷凍冷蔵機器の中の製品は391億円,全体の8.1%となる。この結果,圧縮機を除いた部品の輸出は893億円,全体の18.5%を占めることになる。

●輸入額
 財務省統計による2006会計年度の冷凍空調関係の輸入額は2392億円で前年比10.5%増と7年連続の増加,2年連続で2000億円を超えた。
 分野別では,冷凍空調用圧縮機が259億円で10.9%増,空気調和関連機器が1728億円で3.5%増,このうちユニット形エアコンが1227億円で1.7%減である。冷凍冷蔵機器は406億円で54.8%の大幅増となった。

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