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2010年まで1.4%のマイナスを予測
―冷凍空調機器の中期需要予測―
| 工業会の統計調査委員会では,毎年今後4年間の中期需要予測を実施していますが,このほど,2010年度までの予測をまとめ,発表しました。発表内容と調査の概要を紹介します。 |
(編集係) |
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T.調査目的
この調査は,冷凍空調業界の需要動向を展望する上での参考資料を作成することを目的として行った。
U.対象品目
| (1) |
乗用車・トラック用エアコン |
| (2) |
バス用エアコン |
| (3) |
除湿機 |
| (4) |
小形エアコン |
| (5) |
中・大形エアコン |
| (6) |
GHP(ガスヒートポンプエアコン) |
| (7) |
チリングユニット |
| (8) |
大形冷凍機(吸収式・遠心式) |
| (9) |
ファンコイルユニット |
| (10) |
エアハンドリングユニット |
| (11) |
冷凍冷蔵ショーケース(内蔵形) |
| (12) |
冷凍冷蔵ショーケース(別置形) |
| (13) |
輸送用冷凍冷蔵ユニット |
| (14) |
コンデンシングユニット |
| (15) |
冷凍空調用圧縮機 |
V.予測方法
自主統計による主要14品目の国内出荷数量について,重回帰分析および当工業会製品委員会のアンケート調査結果等に基づき2007年度の見込みと2008〜2010年度までの予測値を算出した。なお,2007年度の見込値については,各製品委員会で予測した数値を採用し,2008〜2010年度については,統計調査委員会で算出した。予測に使用した基本的なデータは,次のとおり。
| 1.当工業会 |
:自主統計 |
| 2.経済産業省 |
:機械統計 |
| 3.内閣府 |
:国民経済計算 |
| 4.経済産業省 |
:商業販売統計 |
| 5.三菱総合研究所 |
:内外景気見通し(2007年6月改訂) |
| 6.日本経済研究センター |
:最新版「中期経済予測」 |
| 7.国土交通省 |
:建築着工統計 |
| 8.日本自動車工業会 |
:自動車統計 |
| 9.気象庁 |
:天気相談所 |
W.調査概要
2006年度の冷凍空調機器の主要14品目の出荷台数は1458万台で前年度比2.7%の増加,出荷金額は2兆1188億円で前年度比4.6%の増加であった。冷凍空調機器全体の出荷金額は2兆1844億円で前年度比4.3%の増加であり,主要14品目が冷凍空調機器全体の97.0%を占めており,前年度より0.3ポイント増加した。
今回の中期需要予測の対象期間は,2008〜2010年度である。2010年度の冷凍空調機器の主要14品目の出荷について,台数で1412万台,金額で2兆17億円と予測している。2006年度からの年平均成長率は台数で0.81%,金額で1.41%の減少としている。冷凍空調機器全体の出荷金額予測は,2兆712億円で2006年度からの伸び率は1.32%の減少となっている。主要14品目の出荷金額は冷凍空調機器全体の96.6%となり,2006年度と比べると0.4ポイントの減少となる。
●乗用車・トラック用エアコン
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乗用車・トラック用エアコンの2006年度の実績は,502万台,3890億円で前年度比は台数で10.7%,金額で4.4%の増加となった。
2010年の出荷予測は469万台,3634億円となっており,2006年度からの年平均成長率は台数,金額ともに1.69%の減少となっている。 |
●バス用エアコン
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バス用エアコンの2006年度の実績は1万1858台,300億円で,前年度比は台数では10.3%の減少となったが,金額は16.7%の増加となった。
2010年度の出荷は1万1700台,296億円と予測しており,2006年度からの年平均成長率はともに0.33%の減少とみている。 |
●除湿機
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除湿機の2006年度の実績は,72.8万台,138億円で前年度比は台数で13.6%,金額で0.3%の増加であった。
2010年度の出荷予測は79.0万台,172億円とし,2006年度からの年平均成長率はそれぞれ2.07%,5.72%の増加となっている。 |
●電気駆動式エアコン
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電気駆動式エアコンは小形エアコンと中・大形エアコンに分けられ,ここでは小形エアコンは家庭用エアコンを,中・大形エアコンは業務用エアコンを指している。
2006年度の小形エアコンの出荷台数は742万台で前年度比2.1%の減少,中・大形エアコンは78.2万台で3.2%の減少であった。金額については,経済産業省の機械統計では小形エアコンと中・大形エアコンの区分がなくなったため,電気駆動式エアコンとしてまとめて見るが,2006年度の実績は9887億円,前年度比3.1%の増加となった。
今回の需要予測では,2010年度には小形エアコン730万台,中・大形エアコン78.5万台を予測,2006年度からの年平均成長率は,小形エアコンが0.40%の減少,中・大形エアコンが0.09%の増加となっている。また,金額では9090億円を予測,2.08%の減少としている。 |
●ガスヒートポンプエアコン
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2006年度のガスヒートポンプエアコンの実績は,台数では3万690台で14.4%の減少,金額では677億円で6.4%の増加であった。
2010年度には2万9000台,548億円と予測,年平均成長率はそれぞれ1.41%,5.18%減少するとみている。 |
●チリングユニット
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チリングユニットの2006年度実績は9428台,275億円で,前年比は台数が4.9%の減少,金額では23.9%の増加となった。
2010年度の出荷台数は9500台,金額は277億円と予測,年平均成長率は台数,金額ともに0.19%の増加とみている。 |
●大形冷凍機(吸収式・遠心式)
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2006年度の大形冷凍機の実績は,2740台で前年度比3.8%の減少,金額は362億円で15.9%の増加であった。
2010年度には2584台,341億円を予測,平均年成長率は台数,金額ともに1.46%の減少としている。 |
●ファンコイルユニット
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ファンコイルユニットの2006年度実績は,12.6万台,111億円で前年度比は台数では3.7%の増加となったが,金額では2.0%の減少であった。
2010年度は11.4万台,100億円で,年平均成長率はともに2.54%の減少と予測している。 |
●エアハンドリングユニット
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2006年度のエアハンドリングユニットの実績は,2万4256台,200億円で前年度比はそれぞれ8.0%,9.7%の増加となった。
2010年度には2万3050台,190億円と予測,年平均成長率はともに1.27%の減少とみている。 |
●ショーケース
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2006年度のショーケースの出荷実績は,28.6万台で前年度比3.1%の減少,金額では776億円で3.6%の減少であった。ショーケースのうち,内蔵形は18.4万台,310億円でそれぞれ3.5%,7.0%の減少,別置形は10.2万台,466億円でそれぞれ2.4%,1.2%の減少となった。
2010年度は,台数で22.6万台,653億円で年平均成長率は台数が5.70%,金額が4.22%の減少と予測。このうち内蔵形は14.1万台,247億円で6.41%,5.48%の減少,別置形が8.5万台,406億円で4.46%,3.41%の減少と予測している。 |
●輸送用冷凍冷蔵ユニット
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輸送用冷凍冷蔵ユニットは,2006年度実績で2万9483台で前年度比2.3%の減少,173億円で8.9%の減少とともに減少した。
2010年度は2万7200台の158億円と予測,年平均成長率はそれぞれ1.99%,2.31%の減少としている。 |
●コンデンシングユニット
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コンデンシングユニットの2006年度実績は11.6万台の355億円で,前年度比は台数ではほぼ前年度並み,金額では5.0%の増加であった。
2010年度は,10.8万台で332億円,年平均成長率はそれぞれ1.82%,1.66%の減少と予測している。 |
●冷凍空調用圧縮機
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冷凍空調用圧縮機の出荷台数は,経済産業省の「機械統計」による出荷金額を実績値としているため,金額についてのみ見ると,2006年度の実績は4043億円で前年度比4.6%の増加であった。
2010年度には4225億円を予測,2006年度から年平均で1.11%増加するとしている。 |
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