機関誌「冷凍と空調」 / 2008.6 (NO.565)
グラフ2007
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出荷額,5年連続増の2兆1908億円
―2007会計年度の冷凍空調機器実績―

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 2007会計年度の冷凍空調機器のデータがまとまりました。生産額は2兆827億円と2年連続で2兆円を超えものの前年度比では0.2%の減少,出荷額は2兆1908億円と4年連続で2兆円を超え前年度比では0.3%の増加となりました。ここでは,金額ベースでは主に経済産業省・財務省の統計から,出荷ベースは主に工業会(会員分)の統計からグラフ化して紹介します。
(編集係)

1. 概 況

<冷凍空調機器金額総括表>
(金額:1000円,比=%)
[生産]
[販売]
[輸出]
[輸入]
[当期] [比] [当期] [比] [当期] [比] [当期] [比]
冷凍空調機器合計 2,082,691 99.8 2,190,825 100.3 556,412 115.4 245,390 102.6
 冷凍空調圧縮機 436,886 110.2 420,238 103.9 217,835 110.5 24,883 96.1
 空気調和関連機器 1,417,039 96.8 1,585,199 100.1 271,924 120.5 189,602 109.7
 冷凍冷蔵関連機器 216,068 100.9 172,662 94.4 66,653 112.5 30,905 76.2

●生産額
 経済産業省の機械統計による2007会計年度の冷凍空調機器の生産額は2兆827億円で前年度比0.2%の減少となり,5年ぶりに減少に転じた。これを生産額のピーク時の1991年の3兆782億円と比較すると,32.3%の減少である。

  ここでいう冷凍空調機器は,経済産業省の機械統計(生産動態統計調査のうち機械器具に関する調査)のうち,「冷凍機及び冷凍機応用製品」の調査票に掲名された範囲の製品で,電気冷蔵庫や自動販売機は含んでいない。

 製品分野別では,冷凍空調用圧縮機が10.2%の増加,空気調和関連機器が3.2%減と4年ぶりに減少に転じた。冷凍冷蔵関連機器は0.9%増加した。また,冷凍空調用冷却塔は4.0%の減少であった。
 生産額を個別にみると,冷凍空調用圧縮機のうち乗用車・トラックエアコン用は8.3%増,一般冷凍空調用は14.5%増であった。空気調和関連機器では,輸送機械用エアコンが5.1%増,ユニット形エアコンが6.6%減であった。ユニット形エアコンのうち電気駆動式エアコンは5.1%減で4年ぶりの減少,エンジン駆動式エアコンは32.0%の大幅減である。空調設備用機器は3.7%減,冷凍冷蔵関連機器では冷凍冷蔵ショーケースが7.3%減,コンデンシングユニットは2.4%増となった。

●販売額
 経済産業省統計による2007会計年度の冷凍空調機器の販売額(メーカー出荷ベース)は,前年度比0.3%増の2兆1908億円となり,5年連続の増加,4年連続で2兆円台となった。ピーク時との比較では,1991年の2兆9041億円に比べ24.6%の減少である。
 製品分野別では,冷凍空調用圧縮機が3.9%の増加,空気調和関連機器が0.1%の増加,冷凍冷蔵関連機器5.6%の減少であった。冷凍空調用冷却塔は3.2%減少した。
 販売額を個別にみると,圧縮機の乗用車・トラックエアコン用が3.0%増,一般冷凍空調用が8.0%増となった。空気調和関連機器では,輸送機械用エアコンが4.6%増,ユニット形エアコンは0.3%減,ユニット形エアコンのうち電気駆動式エアコンは1.7%増,エンジン駆動式エアコンは29.9%の大幅減となり,空調設備用機器は9.2%減である。冷凍冷蔵関連機器では冷凍冷蔵ショーケースが6.0%減,コンデンシングユニットが1.1%増となった。

●輸出額
 財務省の貿易統計による2007会計年度の冷凍空調関連の輸出額は,部品を含めて5564億円で前年度比15.4%の増加となった。厳密には範囲は異なるが,生産額対比での輸出比率は26.7%,前年度より3.6ポイント増加した。
 分野別でみると,冷凍空調用圧縮機が10.5%増,空気調和関連機器が20.5%増,冷凍冷蔵関連機器が12.5%増である。
 個別で主なものは,冷凍空調用圧縮機の自動車エアコン用は10.6%増,一般冷凍空調用は9.9%増であった。空気調和関連機器ではユニット形エアコンが11.3%増,エアコンの部品は39.6%の大幅増となった。冷凍冷蔵関連機器では冷凍冷蔵ショーケースが23.6%の大幅減である。
 空調関連機器の輸出の中で部品を除いた製品は1754億円,全体の31.5%,また冷凍冷蔵機器の中の製品は454億円,全体の8.2%となる。この結果,圧縮機を除いた部品の輸出は1178億円,全体の21.2%を占めることになり,前年より2.7ポイント増加した。

●輸入額
 財務省統計による2007会計年度の冷凍空調関係の輸入額は2454億円で前年度比2.6%増と8年連続の増加,3年連続で2000億円を超えた。
 分野別では,冷凍空調用圧縮機が3.9%減,空気調和関連機器が9.7%増,このうちユニット形エアコンが8.3%増である。冷凍冷蔵機器は23.8%の大幅減となった。


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