機関誌「冷凍と空調」 / 2008.6 (NO.565)
グラフ2007
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2007会計年度の冷凍空調機器実績/空調関連機器

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3. 空調関連機器

 経済産業省統計による2007会計年度の空気調和関連機器の生産は1兆4170億円で前年度比3.2%減であったが,販売は1兆5852億円で0.1%増となった。財務省統計による空気調和関連機器・部分品の輸出は2719億円で20.5%増,輸入は1896億円で9.7%増である。

 
   
 

◆輸送機械用エアコ
 経済産業省統計によると,カーエアコンを中心とする輸送機械用エアコンの生産は4415億円で前年度比5.1%増,販売は4379億円で4.6%増となっている。財務省統計による人用のものとしての自動車用エアコンの輸出は40億円で7.9増,輸入は4億円で81.3%減と大幅減であった。なお,輸出統計では,自動車用エアコンが13.0万台で1.2%増であるが,これはエアコン単品での輸出を示すものである。
 カーエアコンについての工業会調査では,国内向けが471.8万台,前年度比6.0%減,輸出車向けが582.6万台,5.2%増となり,合計で1054.4万台と2年連続で1000万台を超えたものの前年比では0.2%減とわずかに減少した。

 

◆除湿機    
 経済産業省統計による2007会計年度の除湿機の生産は65億円で前年度比19.4%減,販売は90億円で35.0%減とともに大幅に減少した。
 工業会統計による除湿機の国内出荷は,76.8万台で5.6%増である(注:2007 年度より,集計会社が2社増えている)。
 

◆ユニット型エアコン
 経済産業省統計によるユニット形エアコンの生産額は8832億円で前年度比6.6%減,販売額は1兆529億円で0.3%減とともに減少した。このうち電気駆動式エアコン(ウインド形,セパレート形,シングルパッケージ・リモートコンデンサ形の合計)の生産は,8456億円で5.1%減であった。販売は1兆54億円で前年比1.7%増であるが,1991年のピーク時の1兆6542億円と比べると39.2%の減少である。また,エンジン駆動式エアコンは,生産が376億円で32.0%減,販売は475億円で29.9%減とともに大幅減である。
 財務省統計によるユニット形エアコンに関連する品目の輸出の合計は1620億円で11.3%増,輸入は1329億円で8.3%増となった。
 生産,輸出,輸入から金額面での需給を試算すると,2007会計年度の内需は8541億円程度の水準になったことになる。

 
   
 

◆家庭用エアコン
 経済産業省統計による電気駆動式エアコンのうち,小形エアコンの範囲(ウインド形とセパレート形の冷房能力7.1kWまで)の生産は4995億円で前年度比2.2%減,販売は6366億円で3.9%増となった。
 工業会統計による家庭用エアコン(ルームエアコン)の出荷統計では,国内出荷が738.2万台で0.5%減,輸出は28.4万台で46.4%増の大幅増となった。国内出荷と輸出を合計した家庭用エアコンの総出荷台数は766.6万台で前年比0.7%増であった。

 

◆家庭用ヒートポンプ給湯機    
 工業会統計による2007会計年度の家庭用ヒートポンプ給湯機(CO2冷媒)の出荷台数は41.3万台,前年度比18.1%増となった。
 経済産業省統計では2005年より自然冷媒ヒートポンプ式給湯機として統計を取っているが,2007会計年度の生産は487億円で57.8%増,販売は569億円で40.8%増とともに大幅増であった。

 

 

◆業務用エアコン
 経済産業省統計による中・大形の範囲(セパレート形冷房能力7.1kW超とシングルパッケージ・リモートコンデンサ形)の生産は3461億円で前年度比8.9%減,販売は3688億円で2.0%減で,ともに減少した。
 工業会調査による業務用エアコン(パッケージエアコン)の出荷統計では,国内出荷が75.7万台で3.2%減であったが,輸出は37.0万台で22.7%増加した。国内出荷と輸出を合計した総出荷台数は112.7万台に達し,前年度比4.0%増となった。


 スポットエアコンの国内出荷は3.1万台で7.0%減であった。
 氷蓄熱パッケージエアコンの国内出荷は6525台で12.0%増,蓄熱容量は43.6万kWhで11.7%減である。
 また,ガスエンジンヒートポンプエアコンの国内出荷は,2.6万台で14.8%減,総冷房能力は123.7万kWで13.5%減であった。
     
 

◆全熱交換器    
 工業会調査による2007会計年度の全熱交換器の国内出荷は,業務用は11.1万台で前年度比5.4%増,設備用は2069台で11.2%減である。全熱交換器全体としては11.3万台で前年比5.0%増であった。  

◆空調設備用機器
 冷温水システムを構成する機器を空調設備用機器としてまとめて見ているが,経済産業省統計による2007会計年度の生産は858億円で前年度比3.7%減,販売も855億円で9.2%減であった。販売額のピークは1991年の1447億円で,当時より40.9%低い水準となっている。

◆熱源機器
 空調設備用機器のうち,熱源機器の経済産業省統計による生産は601億円で前年度比0.9%増であったが,販売は588億円で6.8%減となった。財務省統計による輸出は94億円で30.4%の大幅増であった。
 工業会調査による国内出荷では,チリングユニットが9371台で0.6%減,吸収式冷凍機は1949台で11.6%減,ターボ冷凍機は588台で9.7%増であった。また,氷蓄熱ユニットは79セットで25.4%増,蓄熱槽は147台で10.5%増,蓄熱容量ではそれぞれ12.4万kWhで32.2%増,56.3万kWhで28.4%増とともに増加した。

◆空気調和器
 空調設備用機器のうち,空気調和器の経済産業省統計による2007会計年度の生産額は257億円で前年度比12.9%減,販売額も267億円で14.1%減である。このうちファンコイルユニットの生産は91億円で16.7%減,販売は93億円で15.8%減,エアハンドリングユニットの生産は167億円で10.7%減,販売は174億円で13.1%減となっている。
 工業会調査による空気調和器の国内出荷は,ファンコイルユニットが11.1万台で前年比11.8%減,エアハンドリングユニットは1.9万台で20.5%減となっている。

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