[広報資料から(2)]廃プラ,高速で分別
「混合破砕プラスチック」からRoHS指令対象物質を高速に除去
高速分析技術によるリサイクルプラスチックの大量回収
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三菱電機株式会社(執行役社長:下村節宏)は,使用済み家電製品のリサイクルで得られる「混合破砕プラスチック」から,RoHS指令対象物質を含有したプラスチックを高速に検知して除去するプラスチックリサイクル技術を開発しました。これまで開発してきた比重・静電選別技術と組み合わせることでRoHS指令に適合した高品質なプラスチック素材の回収量を,PS(ポリスチレン),ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)で約1.3倍向上できるため,プラスチックの自己循環リサイクル量を拡大して資源を有効活用し,CO2排出量を削減できます。
開発の背景
当社はこれまで,地球の環境保全や資源の有効活用を目的とした,使用済み家電製品から回収されるプラスチックを自社製品に再利用する「自己循環リサイクル」において,手解体による回収・選別が困難な小さい部品や複合プラスチックを破砕して得られる「混合破砕プラスチック」を選別・回収する技術を開発,家電製品の主要3大プラスチック(PP:ポリプロピレン,PS,ABS)の自己循環リサイクル量の飛躍的な拡大に取り組んできました。
一方,リサイクルプラスチックを家電製品に再利用するにはRoHS指令への対応が必須となります。これまでは比重選別の上限値を小さく設定することで基準濃度を満たしていましたが,この方法では回収量の向上は図れませんでした。従って,自己循環リサイクル量のさらなる拡大には,高速で自動にRoHS指令対象物質を選別する技術が必要でした。
主な開発成果
1. RoHS指令対象物質高速検知技術により,従来法に比べ100倍以上高速に検知(略)
2. RoHS指令対象物質の「高速検知・除去装置」を開発(略)
今後の展開
2010年に家電製品リサイクルプラントの量産ラインに適用することで,自己循環リサイクルを推進し,資源の有効活用によるCO2排出量低減や地球環境保全を進めます。
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