機関誌「冷凍と空調」 / 2009.7 (NO.578)
グラフ2008
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2008年度の冷凍空調機器実績/空調関連機器

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3. 空調関連機器

 経済産業省統計による2008年度の空気調和関連機器の生産額は1兆3737億円で前年度比3.0%減,販売額は1兆5186億円で4.2%減となった。
 財務省統計による空気調和関連機器・部分品の輸出は1986億円で27.0%減であったが,輸入は1930億円で1.8%増と10年連続で増加した。

 
   
 

◆輸送機械用エアコ
 経済産業省統計によるカーエアコンを中心とする輸送機械用エアコンの生産額は3690億円で前年度比16.4%減と8年ぶりに減少した。販売額は3671億円で16.2%減である。
 財務省統計による人用のものとしての自動車用エアコンの輸出は24億円で39.1%減,輸入は4億円で4.0%増であった。なお,輸出統計では自動車用エアコンが7.6万台で前年度比41.7%減であるが,これはエアコン単品での輸出を示すものである。
 カーエアコンについての工業会調査では,国内向けが440.6万台,前年度比7.6%減,輸出車向けが502.1万台,13.3%減となり,合計では942.7万台,前年度比で10.7%減少した。

 

◆除湿機    

 経済産業省統計による2008年度の除湿機の生産額は68億円で前年度比4.0%増,販売額は54億円で40.2%減と大幅に減少した。
 工業会統計による除湿機の国内出荷は,66.6万台で13.3%減である。

 

◆ユニット型エアコン
 経済産業省統計によるユニット形エアコンの生産額は9029億円で2.2%増,販売額は1兆561億円で0.3%増であった。このうち電気駆動式エアコン(ウインド形,セパレート形,シングルパッケージ・リモートコンデンサ形の合計)の生産額は,8738億円で前年度比3.3%増であった。販売額は1兆198億円,前年度比1.4%増と5年連続で増加したが,1991年のピーク時の1兆6542億円と比べると38.4%の減少である。エンジン駆動式エアコンは,生産額が291億円で22.7%減,販売額は364億円で23.5%減であった。
 財務省統計によるユニット形エアコンに関連する品目の輸出の合計は1110億円で前年度比31.4%減,輸入額は1372億円で3.2%増となった。
 生産,輸出,輸入から金額面での需給を試算すると,2008年度の内需は9290億円程度の水準になったことになる。

 
   
 

◆家庭用エアコン
 経済産業省統計による電気駆動式エアコンのうち,小形エアコンの範囲(ウインド形とセパレート形の冷房能力7.1kWまで)の生産額は5023億円で前年度比0.6%増,販売額は6166億円で3.1%減となった。
 工業会統計による家庭用エアコン(ルームエアコン)の出荷統計では,国内出荷が757.9万台で前年度比2.7%増,輸出は13.4万台で53.0減の大幅減となった。国内出荷と輸出を合計した家庭用エアコンの総出荷台数は771.3万台で前年度比0.6%増であった。

 

◆家庭用ヒートポンプ給湯機    

 工業会統計による2008年度の家庭用ヒートポンプ給湯機(CO2冷媒)の出荷台数は50.0万台,前年度比21.1%増となり,統計を取り始めた2003年度から増加が続いている。
 経済産業省統計では自然冷媒ヒートポンプ式給湯機として民生用電気機械器具の中で統計を取っているが,2008年度の生産額は650億円で前年度比24.6%増,販売額は665億円で10.1%増となり,こちらも統計を取り始めた2005年から増加が続いている。

 

 

◆業務用エアコン
 経済産業省統計による中・大形の範囲(セパレート形冷房能力7.1kW超とシングルパッケージ・リモートコンデンサ形)の生産額は3715億円で前年度比7.3%増,販売額は4032億円で9.3%増であった。
 工業会調査による業務用エアコン(パッケージエアコン)の出荷統計では,国内出荷が72.5万台で前年度比4.2%減,輸出は30.4万台で17.8%減である。国内出荷と輸出を合計した総出荷台数は102.9万台に達し,前年度比8.7%減であった。

 氷蓄熱パッケージエアコンの国内出荷は5718台で12.4%減,蓄熱容量は37.0万kWhで15.1%減である。
 また,ガスエンジンヒートポンプエアコンの国内出荷は,2.2万台で前年度比15.2%減,総冷房能力は107.7万kWで12.9%減であった。

 

◆空調設備用機器
 冷温水システムを構成する機器を空調設備用機器としてまとめて見ているが,経済産業省統計による2008年度の生産額は950億円で前年度比11.7%増,販売額も900億円で6.0%増であった。販売額のピークは1991年の1447億円で,当時より37.8%低い水準となっている。


◆熱源機器
 空調設備用機器のうち,熱源機器の経済産業省統計による生産額は,チリングユニットが328億円で前年度比27.6%増,吸収式冷凍機が178億円で1.4%増,遠心式冷凍機が172億円で6.6%増となり,熱源機器全体では677億円で14.2%増である。販売額ではチリングユニットが257億円で5.8%増,吸収式冷凍機が179億円で0.4%増,遠心式冷凍機が172億円で6.7%増であり,熱源機器全体では607億円で4.4%増となっている。財務省統計による輸出額は80億円となり,14.6%減であった。
 工業会調査による国内出荷では,チリングユニットが8773台で前年度比6.4%減,吸収式冷凍機は1662台で14.7%減と減少したが,ターボ冷凍機は606台で3.1%増であった。 また,氷蓄熱ユニットは39セットで50.6%減,蓄熱槽は51台で65.3%減とともに大幅減となり,蓄熱容量でもそれぞれ6.7万kWhで46.0%減,32.1万kWhで42.9%減となった。

 
 
   

◆空気調和器
 空調設備用機器のうち,空気調和器の経済産業省統計による2008年度の生産額は273億円で前年度比5.9%増,販売額も293億円で9.5%増である。このうちファンコイルユニットの生産額は105億円で前年度比15.4%増,販売額は111億円で19.4%増,エアハンドリングユニットの生産額は168億円で0.7%増,販売額は181億円で4.2%増となっている。
 工業会調査による空気調和器の国内出荷は,ファンコイルユニットが9.6万台で前年度比13.9%減,エアハンドリングユニットは1.9万台で1.8%減となっている。


◆全熱交換器
 工業会調査による2008年度の全熱交換器の国内出荷は,業務用は10.8万台で前年度比3.0%減,設備用は2035台で1.6%減である。全熱交換器全体としては11.0万台で前年度比3.0%減であった。  

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