三菱重工業は,加熱することによって形状が変わる形状記憶ポリマーを使ったネジの開発に世界で初めて成功した。テレビやエアコンなどの家電製品をはじめ携帯電話などIT製品向けに開発したもので,熱を加えることによってネジ山が消えることから“スッポリ”取り外すことができ,解体時に特に威力を発揮する画期的なネジ。解体時に特別な負荷はかからず,しかも素材のポリマーはリサイクル可能で,環境にやさしいところも特長の一つ。現在,特許出願中。
使わなくなったテレビ,エアコン,冷蔵庫,それに洗濯機の4つの家電製品(特定4品家庭用機器)は,平成13年4月から施行された家電リサイクル法に基づいて回収と再利用が行われるようになっており,産業界でも大きなテーマになっている。
一般に家電製品や携帯電話等の解体はネジを外すことから始まるが,現行のネジで取り外しに時間がかかり,また錆などにより解体を一層困難にしているケースが少なくない。
当社が開発した形状記憶ポリマーは,すでに点滴用の針,身障者用スプーン,フォークの持ち手や,快適な機能性衣料としてスポーツウェア,さらには一般の衣料素材としても使用され,用途は拡大の一途にある。
今回開発したネジは,加熱するとネジ山が消え,元の棒の状態に戻るため簡単に引き抜くことができ,解体をスムーズに始めることができる点が通常のネジと異なるところ。すでに各種サイズのネジで実証されている。
携帯電話,パソコンなどのIT製品,テレビ,エアコンなどの家電製品を念頭に置いて開発しており,ガラス転移点(ポリマーが硬い状態から柔らかいゴムの状態に変わる温度)は120℃。
この温度はポリマーだけに影響を与え,テレビやエアコンの他の部品には影響がなく再利用が可能ということから設定された。
また,ポリマーが硬い状態から柔らかいゴムの状態に変わる温度は,任意に設定することができ,解体対象物に応じてそれぞれの製品に適した温度設定が可能である。
ネジは締結部品として製品を支えるという重要な役目を果たしているが,ネジの素材としては考えられもしなかった形状記憶ポリマーを使った点で大きな意味がある。加えてその性質を利用することによって課題となっている解体が容易になるというメリットをもち,生産,回収・解体・再利用という製品のライフサイクルにも新しい流れを作り出すことになる。
現在,国内外の複数の家電メーカーと,このポリマーネジを使用した解体が容易な家電製品の開発を行っており,2004年には商品化,市場に投入する予定。(以下略)
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大宮工場のメーター生産を他地区へ移管し,跡地を隣接する大成建設と共同して大宮地区都市再開発による土地の高度利用として活かします。 |
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二本松工場に量産メーターの生産を集約し,一貫生産による効率化を図るとともに,二本松工場を分社化して低コスト化を図ります。 |
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佐野工場の生産を他地区に移管し,佐野地区への開発部門の集中化によるモジュールなどの開発の効率化,高付加価値化を図ります。 |
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労働集約型製品の中国移管を念頭に置いたフィージビリティスタディを実施します。 |
<販売管理費>