2018年10月16日(火)に八ッ場ダム建設の際に行われているダムクーリングについて見学してまいりましたので、ご報告致します。※この度、国土交通省関東
NEDO主催 ASEAN5か国との『低GWP冷媒への転換に向けたリスク評価及び安全対策のあり方』ワークショップに参加
No.661 2019年2月
地球温暖化対策の取組として、工業会は2011年より発足したNEDOプロジェクト「高効率ノンフロン型空調機器技術の開発」の中で組織された“微燃性冷媒のリスク評価研究会”に参加し、燃焼性のある低GWP冷媒を安全に使用するための技術検討と、日本国内の基準及び関連法整備を進めてきました。
この成果をHCFC冷媒の削減が急務となっているASEAN諸国と共有し、各国の冷媒転換への支援・協力関係を検討することを目的として、2018年12月5日に神戸で開催されたNEDO主催の「低GWP冷媒への転換に向けたリスク評価及び安全対策のあり方」ワークショップに参加しました。
本ワークショップにはASEANの空調機5大市場であるインドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムから、政府オゾンユニット(フィリピン除く)と代表工業会等の業界関係団体(GABEL、MACRA、BPS、FTI、VISRAE)が参加。国内からはNEDO(環境部、省エネルギー部)と上記NEDOプロジェクトのプロジェクトリーダー・サブプロジェクトリーダーに加え、経済産業省、環境省、日設連、当工業会など関係者が集結し、総勢47名の会議となりました。
写真1: 会議全景
NEDO環境部田中部長からのご挨拶と主旨説明に続き、経済産業省オゾン層保護等推進室の小菅課長補佐、環境省フロン対策室の中村室長補佐から日本の法規制動向について説明いただきました。その後、NEDOプロジェクトリーダーの飛原教授(東京大学)とサブプロジェクトリーダーの藤本氏(当工業会/ダイキン工業)からプロジェクト成果と検討状況を解説していただきました。
日本側プレゼンテーションの後、参加5か国から各国の冷媒動向や各国の抱える諸課題の紹介があり、活発な質疑応答が行われました。最後に出席メンバー全員で国別のグループ討議を行い、各国の事情を改めて把握することができました。
写真2: 国毎の意見交換
なお、ASEAN5か国の招聘者全員には、翌12月6-7日に開催した工業会主催「第13回 環境と新冷媒 国際シンポジウム」(通称、神戸シンポ)にも参加していただき、低GWP冷媒に関する最新の研究開発状況を紹介することが出来ました。
今回のワークショップを起点に、ASEAN各国と日本の更なる関係強化に向けた活動を継続していきたいと考えています。
写真3: 国内外からの招聘者の皆さん
写真4: ワークショップ参加の皆さん
以上
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