機関誌「冷凍と空調」 / 2004.8 (NO.519)
資料紹介
back

 

廃家電の不法投棄6.2%増
 平成15年度,4品目で17万4890台

 

 環境省は8月6日,平成15年度の廃家電の不法投棄の状況を発表しました。それによると,家電4品目(エアコン,テレビ,冷蔵庫,洗濯機)の廃棄台数の合計は3110自治体で17万4890台,平成14年度と比較可能な3098自治体では17万4934台,前年比6.2%増となっています。ここでは環境省の発表を抜粋して紹介します。
(編集係)

 

 平成15年度の家電4品目の不法投棄台数のデータを有する3,110自治体における家電4品目の不法投棄台数は,エアコンが17,138台,テレビが88,331台,冷蔵庫が38,006台,洗濯機が31,505台で4品目合計では174,980台であった。
 平成15年度の家電4品目の不法投棄台数を,平成14・15の両年度の不法投棄台数のデータを有している3,098自治体(平成15年度の家電4品目の不法投棄台数174,934台)について比較すると,エアコンが698台減少(前年度比3.9%減),テレビが5,829台増加(同7.1%増),冷蔵庫が2,511台増加(同7.1%増),洗濯機が2,614台増加(同9.0%増),合計10,256台(同6.2%増)の増加となった。
 平成15年度の家電4品目の引取等台数(指定引取場所に引き取られた台数に不法投棄台数を加えた台数)に対する不法投棄台数の割合は1.66%(前年度同期1.61%)であった。
 引取等台数に対する不法投棄台数の割合は,昨年度と同様1〜2%の間で推移しているが,昨年度と比較すると増加しており,引き続き実態を注視していく必要があると考えられる。

表1 廃家電の不法投棄台数
  平成13年度 平成14年度 平成15年度
合計 127,429 164,678 174,980
 エアコン 16,187 17,835 17,138
 テレビ 63,471 82,465 88,331
 冷蔵庫 26,225 35,493 38,006
 洗濯機 21,546 28,885 31,505
注) 平成13年度は2743自治体,平成14年度は3098自治体(昨年発表時は平成13年度との比較のため2743自治体),平成15年度は3110自治体の台数


<参考>
廃パソコンの不法投棄について

 平成15年度10−3月期の不法投棄の台数のデータを有する2,634自治体について,平成15年度10−3月期の廃パソコンの不法投棄台数は,デスクトップ型パソコンが合計1,315台,ノート型パソコンが合計368台,CRTディスプレイが合計1,324台,液晶ディスプレイが合計88台,4品目合わせて合計3,095台であった。
 平成15年度10−3月期及び平成14年度10−3月期の不法投棄台数のデータを有している961自治体(平成15年度10−3月期の廃パソコン4品目の不法投棄台数346台)について,平成15年度10−3月期の廃パソコンの不法投棄台数を前年度同期と比較すると,デスクトップ型パソコンが58台増加,ノート型パソコンが15台増加,CRTディスプレイが79台増加,液晶ディスプレイが7台増加,合計159台の増加となった。

表2 廃パソコンの不法投棄台数(10〜3月期)
  平成14年度 平成15年度
合計 187 3,095
 デスクトップ型パソコン 94 1,315
 ノート型パソコン 8 368
 CRTディスプレイ 82 1,324
 液晶ディスプレイ 3 88
注) 平成14年度は961自治体,平成15年度は2,634自治体

top