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平成17年賀詞交歓会を開催 |
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工業会の平成17年賀詞交歓会が1月13日(木)14時30分から,東京・港区の虎の門パストラルで開催されました。当日は,関係各方面からの来賓を含め300名近くが参加,新しい年に向けての決意を新たにしました。
賀詞交歓会での榎坂純二会長のあいさつと,来賓として参列された経済産業省の小宮義則産業機械課長のあいさつ―いずれも要旨―を紹介します。 |
| (文責:編集係) |
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榎坂会長のあいさつ
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<榎坂純二会長>
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平成17年の新春を迎え,謹んで新春のお慶びを申し上げます。
平成16年度上期を振り返りますと,冷凍空調機器業界ほとんどの製品で前年同期比を上回ることができました。生産額は106%,出荷額も109%でした。製品別でも,家庭用エアコンが106%,業務用エアコンが113%,ショーケースは103%と堅調に推移しています。
下期に入り,原材料の高騰や円高傾向のゆくえなど,予断を許さない状況にありますが,国内の設備投資意欲の高まりや個人消費の堅調さなどに期待したいと考えております。
そのような中で,工業会としても,地球温暖化対策,環境対策などに積極的に取組むとともに,需要の拡大やグローバル化に対応した施策を実施してまいりたいと考えています。
年頭にあたり,当面する主要課題3点について申し述べたいと存じます。
第1は,地球温暖化・環境対策についてであります。オゾン層保護については,1998年以降,会員各社から相次いでHFC冷媒を用いた製品が発売され,すでに転換率は98%となり,国内目標の2010年におけるHCFC冷媒全廃に大きく近付くことができました。
一方,本年2月に京都議定書が発効することになりましたが,会員各社はすでに画期的な高効率機の開発に不断の努力を積み重ねてまいりました。今後は普及促進に取組み,実効あるエネルギー削減に向かって寄与していきたいと考えます。
第2の課題はグローバル対応についてであります。今後ますますグローバル化が進む中,国際的な連携が非常に重要になると認識しています。各国の工業会等を通じての連携を深めるとともに,国際会議でのわが国の主張を明確にし,欧州でのフロン等への規制といった問題でも工業会として早い時期での情報収集に努めたいと考えます。
第3は業界の活性化についてであります。冷凍空調機器は,家庭用から業務用における生活環境の快適さを実現すると同時に,食品を生産拠点から家庭まで安全・衛生的に届ける技術で,生活に密着した業界でもあります。
それだけに,市場の拡大と環境に配慮した高効率機器の開発や普及にも積極的に推進してまいります。また,グローバルでみても今後の市場拡大の可能性のある業界であります。その中で日本企業の持っているコアコンピタンスは世界トップレベルであり,これらを活かした技術開発により国際社会に貢献していけるものと考えております。
以上3つの課題について申し上げましたが,私どもは,さらなるイノベーションをベースに発展し,社会からも信頼される機関と評価を得るよう,より開かれた工業会となるよう努めてまいります。
この機会に,日頃ご指導とご支援をいただいています関係機関の皆様に改めてお礼申し上げ,また会員の皆様にも変わらぬご支援とご協力をお願い致します。
最後に平成17年が飛躍の年となりますことを祈念して,年頭のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
小宮課長のあいさつ
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<小宮義則産業機械課長>
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あけましておめでとうございます。
新年にあたりまして,一言ごあいさつ申し上げます。
最初に景気の話をしたいと思います。これはあくまで個人的な見方ですので,公式見解と受け取られないようにお願いします。
最近,景気について悲観的見方をするアナリストの方が多いのですが,その根拠としては,およそ3つぐらいにまとめることができると思います。1つは,IT産業が調整局面に入り,米国を含めて全体の景気の足を引っ張るのではないかということ,2番目は中国の問題で,現在引き締め政策をとっていますが,引き締めすぎとなるのではないか。3つ目は原油高で,高止まりすると,これまた全体の景気の足を引っ張るのではないか―といった点です。
こうした点に対して私は楽観的です。IT産業の落込みといっても,IT産業が経験した2000年の急拡大の反動で2001年に大きな落込みを示したことがありましたが,今回の伸びはよりゆるやかであり,加えて当時に比べ,自動車を中心とする機械産業全体が伸びているといった違った要素もあり,あまり心配ないのではないかと思います。
また中国の引き締め政策ですが,これはあくまで過熱を抑えているのであって,なお8パーセントの巡航速度程度は期待できるのではないかと思います。
3番目の原油高の問題ですが,これはもともと投機筋が,原油があがりそうだと見て買いあさったのであって,この背景には中国景気の拡大があり,また中国の景気が巡航速度に戻れば,利益確定のための売りに回るでしょうし,そうすれば原油価格も下がってくるだろうと思います。
私は実は,ドルレートの問題を注視しています。拡大する米国の双子の赤字―財政赤字と経常赤字が直るかどうかが注目されているわけです。例えば,昨日は11月の米国の貿易収支が600億ドルと発表され,今日(13日)には1ドル102円台になっています。これはアメリカだけでなく,中国の人民元は実質的にドルにリンクされているため,ドルが暴落すると国際的な価格体系が大きく変動します。すぐに1ドル100円割れといった事態になるとは思いませんが,注意深く見守る必要があると思います。
冷凍空調産業について触れますと,まさに環境問題への対応が重要です。フロンの問題では,その回収率の向上や新しい冷媒の研究など,我々としても応援していきたいと思います。また先ほど会長さんからグローバル化のお話がありましたが,日本は今,アジア諸国とFTA交渉を進めているところで,こうした貿易問題や国際標準化への取組みについて,当局として行うべきニーズがありましたら,提案いただきたいと思います。
またオリジナリティーを持った技術を,知的財産を守りながら普及させていくことは重要なテーマです。各国との交渉,日本での水際での対策を進めてきました当局としても,業界と連携して進めていきたいと思います。
経済産業省の今年初めの会合で,今年はミクロの政策を進めろという話がありました。個々の産業政策,現場主義で政策を進めようということだと理解しています。原課である産業機械課,情報通信機器課ともども皆様方と議論をしながら取り組んでいきたいと考えています。どうかよろしくお願いいたします。
今年の皆様のご発展をお祈りして,ごあいさつといたします。
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