機関誌「冷凍と空調」 / 2005.11 (NO.534)

新聞に見る産業の動き  = 2005年10月 =

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[広報資料から(2)]ダイキン米進出,3度目の挑戦

北米に空調機器販売会社を設立
〜空調事業における世界戦略の加速をめざす〜

平成17年10月27日/ダイキン工業株式会社
 
 
 ダイキン工業株式会社は,北米空調市場への本格参入の第一歩として,2005年11月1日付けで,米国テキサス州キャロルトン市(ダラス市近郊)に,住宅用・業務用空調機器の販売会社「ダイキンエアコンディショニングアメリカズ社」を設立します。2009年度までに売上高200億円をめざします。
 新会社は,北米市場において,ルームエアコン,パッケージエアコン,ビル用マルチエアコンなど当社が得意とするダクトレスエアコンの販売を行います。ダラスを中心拠点とし,北東部(ニューヨーク,シカゴ,ボストンなど),南部(ヒューストンなど),西部(ロサンゼルス,サンフランシスコ,シアトルなど)南東部(アトランタ,マイアミなど)の各主要都市を重点販売地域とします。
 北米空調市場は全世界の空調需要の約30%を占め,世界最大です。空調システムは,米国の方式であるダクト式が大半を占めており,日本の方式であるダクトレスの市場は大きくないのが現状です。しかし,近年エネルギー問題の顕在化に伴い,米国内でも空調システムに対する省エネルギーや環境対応のニーズが高まっており,これらの性能に優れた当社のダクトレスエアコンは,米国市場において,新たな需要を創造できると考えております。
 省エネルギー性能が高く,オゾン層への影響がない冷媒の採用など地球環境にも配慮した商品の投入,きめ細かい顧客サポート体制の整備,設計事務所・建築設備業・代理店・販売店などへの営業力の強化等により市場創造に努めます。
 製品は当面,ダイキングループの日本やタイの生産拠点から輸入しますが,現地での生産についても検討してまいります。
 さらに,ダクトレスエアコンで切り拓いた新しい市場や販売網を生かしながら将来的には,ダクト式空調システムへも展開し,事業規模を拡大することにより,北米における主要な空調勢力をめざします。
 新販売会社の設立に合わせて,米国における事業拡大を加速する体制にするため,持株会社「ダイキンホールディングス(USA)社」を設立します。
 新販売会社は,この持株会社の傘下に入ります。
 また現在,北米における事務所機能を担う「ダイキンUS社」もこの持株会社の傘下に入り,引き続き調査活動を行います。
 当社の空調事業は,日本でNo.1を実現し,さらに欧州,中国などで売上高を伸ばしております。今回の米国市場への本格進出により,空調事業における世界戦略の加速をめざします。
 
〔持株会社の概要〕
社名 :Daikin Holdings(USA), Inc.(ダイキンホールディングス(USA)社)
法人登記 :デラウェア州
所在地 :米国ニューヨーク州ニューヨーク市
代表者 :植松弘成
資本金 :19.7百万USドル(約21.7億円)
出資比率 :ダイキン工業100%出資
 
〔販売会社の概要〕
社名 :Daikin AC(Americas), Inc.(ダイキンエアコンディショニングアメリカズ社)
法人登記 :デラウェア州
所在地 :米国テキサス州キャロルトン市
代表者 :井上義信
資本金 :20百万USドル(約22億円)
出資比率 :ダイキンホールディングス(USA)100%出資
事業内容 :ルームエアコン,パッケージエアコン,ビル用マルチエアコンなど
 空調製品の販売,アフターサービス,保守メンテナンスなど。
従業員数 :35名(2005年10月現在)うち日本人7名
 
〔調査会社の概要〕
社名 :Daikin US Corporation(ダイキンUS社)
法人登記 :デラウェア州
所在地 :米国ニューヨーク州ニューヨーク市
代表者 :植松弘成
資本金 :0.1百万USドル(約1,100万円)
出資比率 :ダイキンホールディングス(USA)100%出資
事業内容 :市場調査など
 
以上
 
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