機関誌「冷凍と空調」 / 2005.12 (NO.535)
グラフ2005
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2005冷凍年度の冷凍空調機器実績/空調関連機器

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3. 空調関連機器

 経済産業省統計による2005冷凍年度の空気調和関連機器の生産は1兆3035億円,前年比1.6%減となり,販売は1兆4827億円,0.1%の増となった。財務省統計による空気調和関連機器・部分品の輸出は1818億円でほぼ横ばい,輸入は1586億円で28.5%の大幅増となった。

◆輸送機械用エアコ
 経済産業省統計によると,カーエアコンを中心とする輸送機械用エアコンの生産は3963億円,前年比0.7%の減少,販売は3888億円で2.6%の減少となっている。

《自動車(輸送用)エアコンの生産金額》   《四輪車国内販売+輸出台数の推移》
 
     

 カーエアコンについての工業会調査では,国内向けが465.6万台,前年比4.7%の減少,輸出車向けが418.1万台,3.3%の増加となり,合計で883.7万台,1.1%の減少となった。なお,財務省の輸出統計では,自動車用エアコンが11.4万台で前年比10.6%減であるが,これはエアコン単品での輸出を示すものである。

《カーエアコンの国内出荷数量》   《カーエアコンの輸出向け出荷数量》
 
     

◆除湿機
 経済産業省統計による2005冷凍年度の除湿機は,生産は98億円で前年比13.0%減,販売は134億円でほぼ横ばいとなっている。
 工業会統計による除湿機の国内出荷は,65.6万台で前年度比4.9%の減少であった。

《除湿機の生産金額の推移》

◆ユニット型エアコン
 経済産業省統計によるユニット型エアコンの生産額は8153億円で2.3%減,販売額は9962億円で0.7%増となった。そのうち電気駆動式エアコン(ウインド型,セパレート型,シングルパッケージ・リモートコンデンサ型の合計)の生産額は,7695億円で前年比0.8%減となっている。販売額は9328億円,前年比で1.8%増加したが,ピークであった1991年の1兆5760億円と比べると40.8%の減少である。
 財務省統計によるユニット型エアコンに関連する品目の輸出額の合計は1072億円,前年比1.5%の減少であった。一方,輸入は1178億円で前年比35.2%の大幅増となった。
 生産,輸出,輸入から金額面での需給を試算すると,2005年度の内需は8259億円程度の水準になったことになる。

◆家庭用エアコン
 経済産業省統計による電気駆動式エアコンのうち,小型エアコンの範囲(ウインド型とセパレート型の冷房能力7.1kWまで)の生産額は4699億円で前年比0.4%の減少,販売額は6294億円,前年比0.8%の増加となった。

《小型エアコンの生産金額》   《気象状況の推移》
 
     

 工業会統計による家庭用エアコン(ルームエアコン)の出荷統計では,国内出荷が740.0万台で,前年比10.1%の増加となり,4年ぶりに700万台を超えた。輸出は28.6万台で前年比23.2%減の減少となった。国内出荷と輸出を合計した家庭用エアコンの総出荷台数は768.6万台であった。

《家庭用エアコンの国内出荷数量》
 
《家庭用エアコンの輸出数量》
 

◆家庭用ヒートポンプ給湯機
 工業会統計による2005年冷凍年度の家庭用ヒートポンプ給湯機(CO2冷媒)の出荷台数は16.6万台,前年比72.5%増と昨年に引き続き大幅な増加となった。

◆業務用エアコン
 経済産業省統計による中・大型の範囲(セパレート型冷房能力7.1kW超とシングルパッケージ・リモートコンデンサ型)の生産額は2996億円で前年比1.5%の減少,販売額は3034億円で3.7%の増加である。

《中・大型エアコンの生産金額》

 工業会調査による業務用エアコン(パッケージエアコン)の出荷統計では,国内出荷が78.4万台で前年比7.1%の増加,輸出は24.1万台で,前年比10.3%の増加となった。国内出荷と輸出を合計した総出荷台数は102.4万台に達した。

《業務用エアコンの国内出荷数量》
 
《業務用エアコンの輸出数量》
 
     

 また,氷蓄熱パッケージエアコンの国内出荷は6601台で4.5%減,蓄熱容量は61.9万kWh,23.1%の大幅減であった。

《氷蓄熱パッケージエアコンの国内出荷数量》

 ガスエンジンヒートポンプエアコンの工業会調査における国内出荷は,3.8万台,前年比5.0%減,総冷房能力は161.0万kW,1.8%減となった。

《ガスエンジンヒートポンプエアコンの国内出荷数量》

◆全熱交換器
 工業会調査による2005冷凍年度の全熱交換器の国内出荷は,業務用が11.0万台で前年比4.4%の減少,設備用は2.4台で11.7%の増加,全熱交換器全体としては11.3万台で前年度比4.1%の減少であった。

《全熱交換器の国内出荷数量》

◆空調設備用機器
 冷温水システムを構成する機器を空調設備用機器としてまとめて見ているが,経済産業省統計による2005冷凍年度の生産額は822億円,前年比3.5%増,販売額も842億円,5.9%増と,ともに昨年に引き続き増加となった。販売額のピークは1991年の1431億円となっているが,当時より41.2%低い水準になっている。

《空調設備用機器の生産金額》

◆熱源機器
 空調設備用機器のうちの熱源機器は,経済産業省統計によると生産額は513億円で前年比2.1%増,販売額は528億円で6.4%の増加となった。輸出は財務省統計によると40億円,12.5%の減少である。
 工業会調査による台数ベースの国内出荷では,チリングユニットが9249台で前年比4.2%の増加であった。
 また,氷蓄熱ユニットは77セットで50.3%減と半減し,蓄熱槽は151台,13.7%減であった。蓄熱容量は,それぞれ14.2万kWh,60.5%減,53.9万kWh,39.6%減とともに大幅減となった。

《熱源機器の国内出荷数量》

◆空気調和器
 空調設備用機器のうちの空気調和器は,経済産業省統計による2005冷凍年度の生産額は309億円,前年比5.7%の増加,販売額は314億円,5.0%の増加である。
 工業会調査による空気調和器の国内出荷は,ファンコイルユニットが13.2万台で前年比11.1%減,エアハンドリングユニットは2.3万台で1.0%の増加となっている。

《空調器の国内出荷数量》

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