機関誌「冷凍と空調」 / 2008.8 (NO.567)
資料紹介
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エアコンの再商品化基準70%に

―家電リサイクル法再商品化基準を検討―

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3.再商品化等基準の設定



 再商品化等基準値は,平均使用年数等をもとに,今後5年間,排出量が大きいと想定される年度に最も近い入手可能な製品組成データを用い「鉄の含有量×素材回収効率+銅の含有量×素材回収効率+アルミの含有量×素材回収効率+(テレビについてはプリント基板の含有量×素材回収効率)+プラスチックの含有量×素材回収効率」で求めた値を5%単位で切り上げて算出したものとし,以下の基準値とするとしている。
   

<家電4品目の再商品化率の推移>

 ・エアコンディショナー:現行基準の60%から70%に
 ・冷蔵庫・冷凍庫:現行基準の50%から60%に
 ・洗濯機・衣類乾燥機:現行基準の50%から65%に(衣類乾燥機は新設)
 ・薄型テレビ(液晶テレビ・プラズマテレビ)(新設):50%
 ・ブラウン管式テレビ:現行基準の55%を維持

 なお,5%単位で切り上げる手法については,これが適当か否かについて指摘があり,今後,再商品化等基準を変更する際には,切り上げを含めた再商品化等基準の算出方法について検討が必要としている。
 報告書(案)では最後に,平成21年4月1日施行をめどに,品目追加と再商品化等の変更等に関する政令改正を行うなど,具体的に取り組んでいくことを期待するとし,再商品化等基準については,今後とも段階的に引き上げを検討するのが適当であるとしている。また,将来,過剰な社会コストの増加が予見された場合は,排出者が負担するコスト増加を回避するため,再商品化等基準を引き下げるなどを検討するよう指摘している。

<再商品化の法定基準>

現行基準
新基準案
07年度実績
エアコン
60%
70%
87%
冷蔵庫・冷凍庫
50%
60%
73%
洗濯機・衣類乾燥機
50%
65%
82%
薄型テレビ
50%
ブラウン管式テレビ
55%
55%
86%
※薄型テレビ・衣類乾燥機は新たに追加される予定のもの

4.フロン等の回収について

 HFC(代替フロン)を冷媒としたヒートポンプを内蔵したヒートポンプ式洗濯乾燥機から適正にフロン類を回収する必要があり,使用されているフロン類については適正な回収・破壊を義務づけることが適当であるとしている。




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