機関誌「冷凍と空調」 / 2009.3 (NO.574)
資料紹介
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ショーケースのトップランナー基準を検討
―第2回判断基準小委員会が開催―

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2. ショーケースの対象範囲

 今回対象となるショーケースは,圧縮式冷凍装置と貯蔵室が一体となった冷凍機内蔵形である。具体的には扉のないオープンタイプと扉を有するクローズドタイプで汎用型のもので,2007年度の出荷台数の88%程度を占めている。対象となる冷凍機内蔵形のショーケースのうち,特殊な用途に使用されるもの,技術的な測定方法,評価方法が確立されていないもの,市場での使用割合が極度に小さなものについては対象範囲から除外するとしている。

(1) 評価方法は確立していないため対象範囲から適用除外されるもの

@デュアル型: 上部と下部が独立した庫内を持ち,上部がリーチイン型扉,下部はスライド引き戸を有するショーケース
Aディッピング形(冷凍): アイスクリーム等を個別小分け販売するショーケース
B冷水: 水を媒体として飲料等を冷却するショーケース
C対面形: 洋菓子やすしネタ等,包装されていない食品を陳列するためのショーケース

(2) 特殊な用途で使用され,出荷台数も少量であるため対象から適用除外されるもの

@ラウンド形: 開口面が2面以上つながった構造を持ち,前後や側面から商品の取り出しを可能としたラウンドケース
Aスポット形(冷蔵・冷蔵): 催事用として移動が容易なよう設計された自然対流式ショーケース
B生花用ケース: 生花を入れる水の入った容器を冷却する特殊構造のショーケース
Cジョッキクーラー: 主にビール用のジョッキを冷却するのに用いられるケース。仕様が様々で,使用温度帯も一般の冷凍温度−18℃と異なり+5〜−15℃
D特殊個別用途使用: 都度に顧客からの注文で寸法や形状など仕様が決められる特殊個別用途使用のショーケース

3. エネルギー消費効率と測定方法

 今回示された案では,ショーケースのエネルギー消費効率は「年間消費電力量」とし,測定方法については当工業会規格JRA4051「内蔵クローズドタイプショーケース及び内蔵オープンタイプショーケースの消費電力量測定方法」の採用を前提とするとしている。JRA4051は庫内温度の調節装置の設定,設置条件,周囲温度及び庫内負荷等の使用実態等を考慮し,当工業会において改正作業を終えた。
 なお,JRA規格は任意の業界規格であるため,JRA4051を日本工業規格JISとして策定することを検討するとしている。また,JIS策定に時間を要する場合は,JRA4051の測定方法をショーケースの測定方法として公示するとしている。

<ショーケースのエネルギー消費効率の推移>

 

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