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社団法人 日本冷凍空調工業会
創立60周年記念式典を開催
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東間会長の式辞
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<東間清信会長> |
本日はご多忙にもかかわらず,当工業会の60周年記念式典に会員並びに工業会の先輩各位,また関係官庁,関係団体をはじめ多数の皆様方にご主席を賜り,工業会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。
記念式典を始めるに当たり,私から一言ごあいさつを申し上げます。
当工業会は,昭和24年2月に日本冷凍機製造協会として,会員21社による任意団体の形で創立されております。戦後の日本経済の歩みとともに活動を積み重ね,昭和44年に社団法人日本冷凍空調工業会に移行いたしまして,本年をもって60周年を迎えるに至っております。
現在の会員数は,賛助会員の方々を含めて126社になっております。この60年の歩み中で,当工業会の生産品は快適な居住空間のみならず,多岐にわたる産業分野や生産インフラなどあらゆる分野に広がり,今や欠くことのできないものとなっており,2兆円を超える出荷額にいたる基幹産業の1つまで成長いたしております。めまぐるしく変動する事業環境の中で確固たる事業基盤を作り上げることができましたことは,ひとえに会員各位の皆様並びに先輩諸兄の並々ならぬご努力と関係官庁・関係団体からのたゆまぬご支援・ご鞭撻の賜物であり,この場をお借りしまして改めて厚く御礼を申し上げます。
約半世紀の活動につきましては,ちょうど10年前に編纂・刊行されました50周年史につまびらかにされておりますが,その後の10年につきましても,時代の要請を的確にとらえながら,様々な重要な課題に取り組んでまいりました。例えば地球温暖化や環境保全への対応は,今や世界的な緊急の課題でありますが,行政機関との緊密な連携と施策への協力を図りながら,冷凍空調分野での最適製品の開発促進や冷媒の適切な回収,破壊,再利用体制の構築に努めております。また,環境や消費者の安全を守る国内外の各種規制にも厳格に対応し,製品への明確な表示など万全を期しております,加えて経済のグローバル化が加速する中,会員各位の事業を通しての活動のみならず,工業会として各種国際会議に積極的に参加をし,時にはホスト国として地球環境問題を協議する推進役を担うなど,主体的に活動をいたしております。
当工業会が克服すべき課題は山積しておりますが,我々の活動には日増しに期待が高まっているものと確信をしており,引き続き闊達に工業会活動を推進し,業界のみならず,我が国の産業の発展と国民の生活の向上に貢献してまいりたいと思っております。
このたびの60周年と申しますと,人間で言えば還暦に当たるわけでございますけれど,工業会の次なる発展の1つの節目であります。後ほど表彰がありますけれども,今回表彰される団体・会員・職員の皆様におかれましては,これまでの当工業会の発展に大変なご尽力をいただいたわけでありますので,工業会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。
最後になりましたけれども,今後当工業会が明るい未来を築き上げることができますよう,本日ご列席の皆様からの倍旧のご指導,ご鞭撻を賜りますことをお願い申しあげ,私からのあいさつとさせていただきます。
細野産業製造局長の祝辞
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<細野哲弘製造産業局長> |
本日は60周年,誠におめでとうございます。それから今表彰されました歴代の会長さんあるいは役員の方々,委員会の委員の方々,それから永年の事務局の勤続で表彰受けられました方々,この60年の歴史に大変な功績をされたということで表彰の栄に浴されたのだと思います。心からお祝いを申し上げます。
一言で60年といっても大変長うございます。いろいろなことがあったと思いますけれども,是非次の60年を目指して一層のご奮闘をしていただき,新しい歴史を作っていただきたいと思っております。
先ほど会長の話にもございましたが皆様方ちょうど60歳ということで,我が経済産業省もその前身であります通商産業省—通産省と言っておりましたけれども,通産省ができましてちょうど先週で60年でございます。5月25日が60歳の誕生日でございます。皆様方は49年の2月に発足と伺っておりますので,私どもよりはちょっとお兄さんでございますが,いずれも60周年の年を迎えたということでございまして,我が省と大変縁がつながっていると思った次第でございます。
我々は経済産業省になりましてちょうど9年目でございまして,60年のうち,約50年を通産省として過ごし,経済産業省としてほぼ10年でございます。1949年といいますと戦後まだ4年でございますので,いろいろ難しい時期であったと思います。傾斜生産方式ですとかあるいは貿易立国を掲げて,ようやく日本の経済成長が緒に付いたところでございます。当時の商工省と石炭庁,貿易庁を1つに束ねまして,当時の通商産業省ができたわけでございます。白洲次郎さんが活躍をして作ったという話も,我々職員はエピソードとして聞いております。是非先ほども申し上げましたように,これまでの歴史をもう1回振り返りかつ今後の60年を見据えて,是非ご発展を願っております。
いろいろあいさつをしているとそういう話にばかりなってしまうというので,事務局が正式な祝辞を用意してくれましたので,読ませていただきます。
社団法人日本冷凍空調工業会が創立60周年を迎えますこと,心よりお喜びを申し上げます。
貴工業会は,戦後間もない昭和24年に日本冷凍機製造協会として冷凍空調機器の製造や関連する事業の総合的な進歩発展を図り,もって我が国の経済の繁栄と国民生活の向上に貢献することを目的に設立をされました。以来60年の長きにわたり,我が国冷凍空調産業の進歩発展のための様々な事業を推進され,今では冷凍空調産業は我が国の中核的な産業のひとつに成長されました。
特に近年では,地球環境保全や省エネルギーに対する関心が高まる中,フロン回収破壊法の施行や省エネルギー法の改正など法整備が進められてきましたが,貴工業会におかれましてはこうした取り組みに積極的に対応し,技術開発やフロン回収の促進など,様々な活動に取り組まれてきたものと認識をしております。今後ともフロンをはじめ環境問題に対する貴工業会の果たす役割はますます重要になってきており,さらなるご活躍を祈念する次第でございます。
一方,我々は世界的な経済危機に瀕しており,これまで経験したことのない危機的な状況に陥っております。冷凍空調業界におきましても,景気後退のもとでの設備投資の抑制や建設需要の低迷,海外需要の減少など急速に事業環境が悪化し,極めて厳しい状況にあります。
政府といたしましてはこうした状況を打破するため,低炭素社会を実現するための革命,健康長寿,魅力発揮の3本の柱を特定し,こうした分野に重点化することによりJ字型の経済成長の達成を目指す「未来開拓戦略」を策定したところでございます。
貴工業会はこれまでも冷凍空調機器の省エネルギー化に積極的に取り組んでこられ,省エネ性能を飛躍的に向上させ,ヒートポンプ技術やインバータ技術,新冷媒技術など世界最高水準の技術を有するに至っておられます。こうした世界に冠たる省エネ,環境技術をテコに,地球環境や資源・エネルギーの制約を需要の創出源としてとらえ,将来において力強い経済成長を実現していくことが期待されております。
経済産業省といたしましても,エコポイントを活用した省エネ性能の高いエアコンや冷蔵庫の普及促進など「未来開拓戦略」を着実に実行し,皆様方のこうしたご努力を支援するとともに,新たな経済成長の実現に向けて努力をしてまいりたいと思っております。
最後に,貴工業会及び会員企業の皆様方がますます今後ご発展されることを心より祈念を申し上げまして,お祝いの言葉とさせていただきます。
本日は大変おめでとうございました。
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