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2002年12月 |
| [広報資料から(1)]デンソーが二酸化炭素使用エアコン |
| デンソーは4日,地球温暖化の原因となるフロンを冷媒として使わない「フロンフリーカーエアコン」を開発,世界で初めて市販車に採用されたと発表した。 |
| (日産 ’02.12.5) |
| デンソー,世界で初めてフロンフリーカーエアコンを開発 |
| 平成14年12月4日/株式会社デンソー |
株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市,社長:岡部 弘)は,2001年6月にトヨタ自動車株式会社と共同で,二酸化炭素を冷媒としてフロンフリーを実現したカーエアコンを世界で初めて開発しましたが,このほど,12月2日から発売された燃料電池ハイブリッド乗用車「トヨタFCHV」に搭載されました。
フロンフリーカーエアコンが市販車に搭載されるのは世界で初めてです。
現在カーエアコンの冷媒には一般的にオゾン層を破壊しないフロン(代替フロンHFC-134a)が使用されています。代替フロンHFC-134aは,地球温暖化の影響度が大きいため,温暖化影響度の小さい冷媒を利用する研究が進められています。
地球温暖化影響度の小さい冷媒の候補には二酸化炭素(CO2)と炭化水素(HC)があり,カーエアコン用としては,二酸化炭素利用の研究が行われています。二酸化炭素も温室効果ガスのひとつですが,その温暖化影響度は代替フロンHFC-134aの1300分の1です。二酸化炭素の冷媒としてのメリットは次のとおりです。
(1)地球温暖化影響度が小さい
二酸化炭素の地球温暖化影響度は代替フロンHFC-134aの1300分の1です。
(2)自然界に存在する安全な不燃性物質
二酸化炭素は自然界に存在する人体に無害で不燃性の物質です。
(3)製造工程が不要
二酸化炭素は化学プラントから排出されるガスを精製・蒸留して製造されます。従って,フロンのように冷媒を作るための新たな製造工程を必要としません。
(4)ヒートポンプとしての優れた暖房機能
今回開発したカーエアコンは家庭用エアコンと同じように冷房モードと暖房モードを切り替えることができ,ドライバーの乗車後に快適と感じる室温に暖房する即効暖房能力に優れます。将来的には一般車においてもフロンフリーカーエアコンの優れたヒートポンプ機能がより有効に活用されると見込まれています。
当社は,二酸化炭素の冷媒としてのメリットを活かし,市販車に適用できるフロンフリーカーエアコンシステムを完成させました。
フロンフリーカーエアコンは,二酸化炭素を利用するため高圧で作動します。そのためコンプレッサ(株式会社豊田自動織機と共同開発)は耐高荷重性で内部洩れを発生しない構造としました。熱交換器は,チューブやヘッダ等の構成部品の最適化を図りました。
今後当社は,今までのフロンと同様に誰でも容易に二酸化炭素を扱える冷媒充填装置の開発など,業界や政府機関と協力しインフラ面の整備にも努めていくとともに,フロンフリーカーエアコンの一般車への実用化に向けて,更なる基本性能の向上,コストダウン,軽量化,信頼性向上に努力してまいります。
| [広報資料から(2)]ダイキン,冷媒を一新 |
| ダイキン工業は来春から業務用空調機に搭載する冷媒を一新する。 |
| (日産 ’02.12.2) |
| 業界No.1のコンパクト性と省エネ性を実現 |
| 平成14年12月5日/ダイキン工業株式会社 |
ダイキン工業(株)(本社:大阪市, 社長:北井啓之)は,今後益々増大する空調機器の更新ニーズに応えるため,室外機のコンパクト化をはじめ,省エネ性,静音性すべてにおいてメリットのある「Ve-upII」シリーズ14.0kW(5HP相当)〜45.0kW(16HP相当)の基本7機種と22.4kW(8HP相当)〜45.0kWの組み合わせで135.0kW(48HP相当)までの16機種,合計23機種を2003年4月より発売いたします。
<中略>
また当社は大型の業務用エアコン(ビル用マルチクラス)への高圧冷媒(R410A)採用技術を業界に先駆け確立し,「Ve-upII」を皮切りに03年4月より約半年間で店舗用から設備用エアコンまで全容量範囲で新冷媒R410Aを採用してまいります。これにより当社は住宅用から業務用パッケージエアコン大型機まで冷媒種を統一いたします。