新聞記事から
| 三菱重工業と三井物産は,8月に中国・上海市にカーエアコンを製造・販売する合弁会社を設立し,10月から生産を始める。 |
| (朝日’03.7.17) |
| 三菱重工,カーエアコンの市場開拓で中国進出 |
| 平成15年7月15日/三菱重工業株式会社,三井物産株式会社 |
三菱重工業(社長:佃 和夫)と三井物産(社長:槍田松瑩)は,急速に拡大する中国の自動車部品産業に本格参入すべく,カーエアコンの合弁会社を設立する。
合弁会社名は「三菱重工汽車空調系統(上海)有限公司」(仮称。略称=MACC※1)。三菱重工,三井物産,三井中国※2の3社共同出資で,本年8月,中国・上海市にカーエアコンの生産・販売拠点を設立する。工場は年間20万台のカーエアコンを生産する能力を有するが,早期に年間50万台の規模をめざす。
MACCの所在地は,優遇税制適用経済特区の上海市金橋工業区。発足時の陣容は約60名。出資比率は三菱重工70%,三井物産20%,三井中国10%。総経理は三菱重工冷熱事業本部・平光庸司が就任する。
中国には日米欧の自動車メーカーがこぞって進出,2002年には生産台数が約300万台に成長,今後も大幅な伸びが見込まれている。これに伴ってカーエアコンの需要も急速に増加している。
この中国でカーエアコンの厳しい受注競争を勝ち抜いていくためには,自社の生産拠点を置いてコスト競争力を高めるとともに迅速な供給体制を確立することが必須条件となっている。
両社は,三菱重工のカーエアコン開発・製造技術と,三井物産の中国での事業経験,SCMノウハウを補完しあう形で中国市場への参入を検討してきたが,拠点設立に足る受注量が確保されたことから懸案の中国進出に踏み切ることとした。当面は日本国内から部品を供給,ノックダウンの形で組み立て生産を行う。
<以下略>
| ※1 |
MACC=「三菱重工汽車空調系統(上海)有限公司」の英文名の略称。MHIAutomotive ClimateControl(Shanghai)Co.,Ltd.の頭文字をとったもの |
| ※2 |
三井中国=三井物産の現地法人(総経理:松本順一) |
| デンソーは17日,米南部のアーカンソー州にカーエアコンなどを生産する新会社を設立したと発表した。 |
| (日産’03.7.18) |
| 米国アーカンソー州でカーエアコンを生産する新会社を設立 |
| 平成15年7月17日/株式会社デンソー |
株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市,社長:深谷紘一)は,7月1日付けで米国アーカンソー州のオセオラ市において,カーエアコンとラジエータを生産する新会社を設立しました。社名は,デンソー・マニュファクチュアリング・アーカンソーで,総投資額は約40億円を計画しています。新会社は北米で6番目のカーエアコン・ラジエータの生産拠点となります。
米国では,日系カーメーカ及びBIG3向け受注が順調に増加しており,トヨタ,ホンダを中心とした南部顧客向けカーエアコン及び,建設機械メーカであるキャタピラー社向けラジエータの生産拠点として,新会社を設立することにしました。
ラジエータは2004年10月,カーエアコンは2005年1月に生産を開始する予定です。
デンソーは従来から海外拠点における経営の現地化に努力してきましたが,新会社において今回初めて米国人のジェリー・マクガイア氏を社長に選任しました。
新会社の概要は以下の通りです。
| 社名 |
: |
DENSOMANUFACTURINGARKANSAS,INC. |
| 会社設立 |
: |
2003年7月1日 |
| 所在地 |
: |
米国アーカンソー州オセオラ市 |
| 資本金 |
: |
約30億円(デンソー・インターナショナル・アメリカ100%出資) |
| 社長 |
: |
ジェリー・マクガイア(JerryL.McGuire) |
| 生産品目 |
: |
カーエアコン,ラジエータ |
| 売上計画 |
: |
約240億円(2008年計画) |
| 事業規模 |
: |
敷地面積405,000m2 |
| 荏原は中国で大規模オフィスビル用の空調設備事業を強化する。年内に中国メーカーとの合弁工場で空調用の循環水を冷却する電気式冷凍機の量産を始める。 |
| (日経’03.7.22) |
| 荏原は,大型冷凍機の中国展開を拡大 |
| 平成15年7月22日 |
中国での大型冷房容量市場では,まだ吸収冷凍機が圧倒的に需要が多いが,電力供給の余裕からターボ冷凍機の採用も増加しつつあるため,今回ターボ冷凍機の中国生産販売を決定しました。
烟台荏原空調設備有限公社(中国山東省烟台市)での生産販売機種は,従来のRTA型半密閉単段ターボ(350RTから1600RT)および新開発の省エネターボ冷凍機RTC型(375RTから1400RT)です。
RTC型は,RTA型に比較しCOPを20%向上させたCOP6.0標準型と世界最高レベルのCOP6.4特別省エネルギー型の2シリーズをラインアップします。日本市場には今年末から順次投入しますが,中国市場は来年春を予定しています。(中略)
当面,イニシャルコスト重視のRTA型とランニングコスト重視のRTC型の2シリーズを,顧客先の需要に応じて併売していきます。初年度,日本,中国市場を合わせて100台50億円,2006年まで年10から15%の伸びを目標とします。
日本市場向けターボ冷凍機は,現在,藤沢工場で生産していますが,今回の中国生産販売開始に伴い,中国への生産移管を今年度10%,2004年には30%まで進めていきます。
荏原は,1996年設立した烟台荏原空調設備有限公司での生産規模を2001年の工場増設,設備増強を経て拡大し,この間,吸収冷凍機の最大生産機種容量を1000冷凍トンから3000冷凍トンへと伸ばし,スクリュウ冷凍機の生産も加えて,国内の藤沢,および袖ヶ浦工場における冷凍機生産を中国に移管してきました。
| [広報資料から(4)]ヤマト運輸,ホームサービス一本化 |
| ヤマト運輸は今年度内に,引っ越し事業とエアコン取り付けなどのホームサービスを統合した「ホームコンビニエンス」事業の地域会社を全国で相次ぎ設立する。 |
| (日産’03.7.2) |
| ホームコンビニエンス事業の体制強化について |
| 平成15年6月30日/ヤマト運輸株式会社 |
ヤマト運輸株式会社(東京都・社長:山崎 篤)は,7月1日より東北・北信越・中国・四国エリアの引越事業と各地域のグループ会社ヤマトホームサービスを統合し,社名を変更いたします。また,北海道ヤマトホームコンビニエンス株式会社を新設し,ヤマトグループのホームコンビニエンス事業の新体制を構築いたしますのでお知らせいたします。
記
1.目的
新体制の目的は「新生進化3か年計画」の方針である「地域に潜在する様々な不便を解消するために,地域毎に独自の新サービスを開発する」を実現することです。現在ヤマトグループの中で生活者向けサービスを提供しているヤマトホームサービス各社と,ヤマト運輸の引越事業を統合することで,お客さまの家庭生活で生じるさまざまな不便・不満を解消し,便利さと豊かな暮らしを提供していきます。
2.東北・北信越・中国エリアについて
東北・北信越・中国支社の引越事業を分割し,各エリアのヤマトホームサービス(いずれも当社100%子会社)に継承すると同時に,それぞれの社名を東北ヤマトホームコンビニエンス株式会社(以下YHC)・北信越YHC・中国YHCに変更します。
3.四国エリアについて
既に独立会社として引越事業を行っている四国ヤマト物流サービス(株)と四国ヤマトホームサービス(株)を合併し,四国YHCと社名を変更します。
4.北海道エリアについて
北海道には,ホームサービス会社が存在しなかったため,事業を運営する会社として北海道ヤマトホームコンビニエンス株式会社を設立します。
