【一般・経済】
◆温暖化ガス排出,0.2%減
環境省は25日,2004年度の温暖化ガスの総排出量(確報値)は二酸化炭素(CO2)換算で約13億5500万トンになったと発表した。昨年10月に公表した速報値からは約2600万トン増えた。京都議定書が定める基準年の1990年度に比べて約8%上回った。(中略)温暖化ガスの中で最も排出量が多いCO2は前年度と同量の12万7900万トンだった。(日産 ’06. 5. 26)
◆2030年までに石油依存40%以下
経済産業省は29日,今後のエネルギー政策の方針をまとめた「新・国家エネルギー戦略」の最終案を同省の総合資源エネルギー調査会総合部会で示し,了承された。
原油高や外国との資源獲得競争の激化を受け,石油依存度の低減など,2030年までに達成させる5つの数値目標を明示。実現に向け,資源の安定確保や核燃料サイクルの早期確立に向けた政策を強化する方針を盛り込んだ。(朝日 ’06. 5. 30)
【自動車・交通】
◆世界販売計画,2010年1000万台に
トヨタ自動車は2010年に単体での世界の自動車販売を約1030万台とする計画を策定した。05年実績より中国を含むアジアを約2倍に拡大,最大市場の北米も35%増を狙い,合計で約300万台上乗せする。増加分の9割超は海外販売だが,国内も7%増を見込む。実現すれば10年までの間に世界最大手の米ゼネラル・モーターズ(GM)を単体で抜き,世界で1000万台を販売する初の自動車メーカーとなる。(日経 ’06. 5. 3)
◆目標450万台,4年後へ世界戦略
ホンダは17日,埼玉県寄居町と北米に新工場を建設することを正式に発表した。国内の寄居工場は,最先端技術を使って効率性が高い生産設備を整え,北米など今後も販売台数の増加が見込める地域では生産能力の拡大をはかる。現在は年間約340万台の世界販売台数を,10年には450万台まで増やす目標だ。(朝日 ’06. 5. 18)
◆中国で増産,現地調達6割に
デンソーは中国で2006年度から10年度までの5年間に計300億円を投じカーエアコンやエンジン部品を増産する。トヨタ自動車など日系自動車メーカーが現地で生産を拡大するのに対応する。同時に現地調達率も現在の40%から08年度までに60%に引き上げ原価低減につなげる。10年度の中国での売上高を05年度比約4倍の1500億円に引き上げる。(日経 ’06. 5. 23)
◆自動車,新興国投資に勢い
自動車主要7社の今年度の設備投資額が初めて3兆円を突破する見通しとなった。トヨタ自動車とホンダ,スズキ,富士重工業の4社が過去最高額を計画。7社合計では2005年度比9%増え,3年連続で過去最高を更新する。ロシアやインドなど新興市場国を中心とする海外での増産投資が水準を押し上げており,国内は環境対応など先端技術に重点を置く。好業績をテコに自動車が設備投資をけん引する構図がより鮮明になる。(日経 ’06. 5. 25)
【住宅・建築】
◆オール電化世帯150万件突破
給湯や厨房(ちゅうぼう)など家庭用の熱源に電気機器を使う「オール電化」が全世帯の3%強に当たる150万件以上に普及していることが分かった。電力10社の3月末時点でのオール電化の料金契約を集計した。前年に比べ3割以上増えており,ガスが主流だった家庭用の熱需要を取り込み,電力自由化による大口需要の減少分を補う。危機感を強めるガス業界は料金引き下げなど対抗策を検討し始めた。(日経 ’06. 5. 1)
◆家電量販店,値引きし過ぎダメ
公正取引委員会は,大手家電量販店の値引き競争の行き過ぎを防ぐため,独占禁止法や景品表示法を適用するうえでの指針案をまとめた。極端な値引きで周辺の小規模な家電小売店などが不当に被害を受けるのを防ぐのが狙いという。(朝日 ’06. 5. 18)
◆ダイキン,エアコン海外大手買収
[広報資料(1)参照]
ダイキン工業は17日,エアコン大手の米マッケイ・インターナショナルなどを傘下に持つマレーシアのOYLインダストリーズを買収する方針を固めた。(中略)買収でダイキンのエアコン部門売上高は3割増の8250億円と,世界首位の米キヤリアに次ぐ世界2位に浮上する。(日経 ’06. 5. 18)
◆ビル・工場向け高効率空調機
神戸製鋼所,中部電力,東京電力,関西電力の4社は空調に使う冷温水を作るヒートポンプ式空調機器の高効率機「ハイエフヒーポン」を開発した。ビルや工場の空調向けの新製品として神戸製鋼が10月に発売する。(日産 ’06. 5. 19)
◆業務用空調機エネルギー効率高く
東京電力と東洋製作所はエネルギー効率の高い業務用空調機「Mr. エコ2(ミスターエコツー)」を開発した。電力使用量の4倍の冷房効果を得られる。(中略)空気が収縮すると,温度が変化する性質を利用して熱や冷熱を作り出し,冷暖房をする仕組み。冷房時には空気を冷やす熱交換器に散水して,その効率を高めた。(日産 ’06. 5. 22)
◆エアコン出荷,松下3年ぶり首位
家庭用エアコンの2005年度の国内出荷台数で,松下電器産業がダイキン工業を抜いて3年ぶりに首位に返り咲いたことがわかった。シェアは松下が18.0%でダイキンは17.6%とわずか0.4ポイント差,台数にして3万4000台だった。(日経 ’06. 5. 28)
◆白物家電,インド開拓
日本の白物家電各社がインド市場開拓に動き出した。日立アプライアンス(東京・港)は家庭用エアコンに続き,量販店を通じて冷蔵庫と洗濯機の拡販を狙う。東芝コンシューママーケティング(東芝CM,東京・千代田)は洗濯機と冷蔵庫のテスト販売を始めた。インドの白物家電市場は韓国勢が先行するが,日系各社も中国に次ぐ成長市場と位置付け,高級機種を中心に開拓を急ぐ。(日産 ’06. 5. 29)
【食品・流通】
◆ヤマト運輸と郵船,提携
宅配便最大手のヤマトホールディングス(ヤマトHD)と海運最大手の日本郵船は資本・業務提携する。ヤマトの国内トラック網と,郵船の船・航空機による国際輸送網を組み合わせ,陸,海,空運の一貫輸送体制を築く。物流市場では日本郵政公社が国際物流に参入するなど競争が激しくなっている。ヤマトと郵船が首位連合を組みことで,陸海空の垣根を超えた物流再編が一気に加速する可能性がある。(日経 ’06. 5. 10)
◆冷凍食品ちょい奮発
冷凍食品で,通常の商品よりも数百円高い商品の人気が高まっている。食品スーパーの売り場では素材にこだわり,名店の味を再現する商品に手を伸ばす中高年層が目立つ。高くても,商品の特徴がはっきりした商品を選ぶ傾向が強い。弁当のおかずなどに使う冷凍食品はスーパーの特売品の印象が強いが,中高年層の夕食にも堪える商品も出てきている。(日経 ’06. 5. 17)

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