新聞記事から

2006年6月

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[広報資料から(3)]床吹き出し空調システム

部屋ごとのきめ細かい温度制御が可能に
床吹出し空調システム「LUFTルフト」に個別制御方式をラインアップ

2006年5月24日/高砂熱学工業株式会社

 高砂熱学工業は,これまで間仕切りのない大部屋向けとされていた床吹出し空調システム「LUFT」に,吹出し口のダンパを個別制御し,吹出し風量を変えることで部屋ごと・エリアごとにもきめ細かく適応できるVAV(可変風量)方式を組み入れたシステムを開発し,ラインアップに加えました。
 当社は今年6月1日より当方式の営業を開始し,この新方式をてこにオフィスビルを中心として「LUFT」の拡販を図り,高い快適環境と省エネルギー性の両立を実現する「床吹出し空調システム」の普及に注力します。
※LUFT:Lower Under Floor System of Takasago

概要

 現在オフィス空調では,天井から空気を供給する「天井吹出し方式」が主流ですが,床吹出し方式は熱気や汚れた空気を上部空間に持ち上げることにより,冷房時は居住域のみを効率的に冷房する高い省エネルギー性に加え,吹出し空気のドラフト不快感が少なく,暖房時は足元の冷えがない快適さ等から,この数年で徐々に普及し,オフィス空調の約1割を占めるまでになりました。
 当社は,1998年に100mm以下の低床二重床(フリーアクセスフロア)にも対応可能な独自の「整流技術」によって吹出し風量や温度のバラつきを解消した床吹出し空調システム「LUFTルフト」を開発し,これまで化粧品メーカーの株式会社ファンケルの中央研究所(横浜市戸塚区)をはじめ,13物件・延べ22,000uに納入してきました。
 しかしながら,吹出し風量が一定のため,間仕切りや部屋の増設等のレイアウト変更が実施されると,エリアごとに温度制御ができないなどの課題がありました。
 これらの課題を解決するため,吹出し口の個別制御により快適環境を実現し,更なる省エネルギー性を追求した方式が「LUFT-VAV方式」です。
 当社は,全社的取り組みとして環境負荷の削減及びその技術の提供を中心とした環境活動「Green Air活動」を推進しております。個別制御を組み合わせた新「LUFT」の提案を積極的に推進し,省エネ性と快適さを求める顧客ニーズに応えると同時に,床吹出し空調システムの一層の普及を通じて地球環境保全にも寄与していきたいと考えます。

LUFT(Lower Under Floor System of Takasago)とは

 ビルの二重床(フリーアクセスフロア)を利用した床吹出し空調システムです。低床化が進んだ二重床では,吹出し風量や温度のバラツキ等の問題がありましたが,LUFTは床下整流設計技術と薄型吹出し口に取り付けるフィルタによって吹出し風量を均一化することにより,床高さがわずか100mm以下の低床二重床にも対応し,快適で省エネ効果の高い空調を実現しました。

個別制御を可能にするLUFT-VAV方式を開発

 これまでの「LUFT」が大部屋向けだったのに対し,新開発のVAV方式は,部屋ごと・エリアごとの個別制御が可能です。設置が容易なため,LUFTからLUFT−VAV方式への変更や,部分的に個別制御を取り入れることも手軽にできます。レイアウト変更による個室・会議室の増設や打合せ・応接スペースの導入にも最適です。

しくみ

床下のコントロールユニットで可変風量型の吹出し口を制御します。
  • コントロールユニットが吹出し口のダンパ開度を制御することで,風量を調節し,吹出し口からは室内環境にあった最適な空気が供給されます。
  • コントロールユニット1台につき8つの吹出し口を制御します。

特徴


(1) 省エネ性の向上
年間消費エネルギーは,天井吹出し式に比べ36%減,LUFT標準型に比べ27%減
(2) 快適性の向上
  • 部屋ごと,エリアごとに個別制御できる
  • 室下部の居住域温度を均一化
  • 効率よく居住域のみを冷房し,暖房時の足元の冷えやコールドドラフトが解消される
(3) 低床に対応
高さ100mmの二重床であれば設置できる薄型の吹出し口
(4) 吹出し口の移設・増設が容易
コントロールユニットとケーブル1本でワンタッチ接続でき,吹出し口の移動や増設に自在に対応する
(5) 各吹出し口の状態確認が容易
LED点滅により開閉や故障などの状態が識別できる
吹出し口フェースのスイッチで個別に全開・全閉操作も可能

<販売方針・体制>


 当社は,省エネ性と快適性を兼ね備え,成長分野であるリニューアル工事にも最適な空調システムである「LUFT‐VAV方式」を技術差別化の戦略商品として営業展開します。本年6月1日よりシステムの設計・施工を対象として販売を開始し,販売目標は,事務所ビル受注高の約1割に相当する40億円を目指します。

以上

 
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