新聞記事から

2006年8月

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[広報資料から(1)]業務用エアコン海外へ生産移管

業務用エアコンの生産を海外へ移管
効率的でグローバルな事業を展開

2006年8月3日/三菱重工業株式会社

 三菱重工業は,大型の室外機を除く業務用エアコンの生産をタイの合弁企業MACO社(Mitsubishi Heavy Industries-Mahajak Air Conditioners Co., Ltd.)と中国の合弁企業である三菱重工海爾(青島)空調機有限公司(MHAQ社)へ移管する。
 これに伴い,生産の中核拠点であった国内の冷熱事業本部本工場(愛知県清須市)は,海外工場を統括する“開発と生産技術のグローバルセンター”としての役割を担う。ただし,業務用エアコンの大型室外機の他,輸送用冷凍機,コンプレッサーについては,引き続き本工場にて生産する。

 当社は,2007年度までに,業務用エアコンの小型室外機及び室内機の一部の生産をMACO社へ移管する。これを受けて近くMACO社に増資し,当社の出資比率51%を75%超まで引き上げる。
 また,業務用エアコンの中型室外機及び室内機の一部については,MHAQ社へ順次,生産移管していく。

 今回,MACO社へ生産移管するのは4〜6馬力の業務用エアコンの小型室外機。すでに同社では,家庭用エアコンについては2003年から,また,3馬力以下の業務用エアコンの小型室外機については2006年2月から順次生産を開始しており,今回の移管により,家庭用から業務用に至るまで,当社空調機器事業の基幹を担うことになる。これを受け,MACO社は生産設備の増強と工場増設に着手,当社の増資により10億円規模の設備投資を行う。

 MACO社は1988年の設立。当社の現地代理店であったマハジャク社(Mahajak Industry Co., Ltd.)との合弁企業で,本社・工場を首都バンコクに置き,作業員は約1500人(期間従業員含む)。現在は,中国を除く全世界市場向け家庭用エアコンの生産と,東南アジア向け販売を担っているが,新たに小型業務用エアコンの生産が加わることになる。

 MHAQ社は1993年の設立。中国家電の最大手,海爾集団との合弁企業で,“MHI-Haier”ブランドの中国市場向け業務用エアコンの生産・販売を手掛ける。今回の移管により,“MHI”ブランドの世界市場向け中型業務用エアコンの生産が加わる。
 なお,中国市場向け家庭用エアコンの生産・販売は,金羚電器有限公司と合弁で1995年に設立した三菱重工金羚空調機有限公司(MJA社)が行っている。

 空調機器事業は,国内市場の成熟化と,海外市場での新興国メーカーの台頭などにより,厳しい競争に直面しているが,今回の一連の生産移管により,業務用エアコンならびに家庭用エアコンの生産拠点の再編・整備に目途がつき,グローバルな分散型事業運営の体制が整うことから,一層積極的・効率的な事業展開を推し進めていく。

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