空調機技術新棟の建設と開発設備の強化
―開発拠点の集約と大型空調機の技術開発力の向上― |
2007年1月19日/株式会社富士通ゼネラル |
この度当社は,基幹事業の一つである空調機事業における技術開発力を一段と強化するため,本年9月竣工を目途に,本社内(神奈川県川崎市)に,空調機事業の中核拠点として「技術新棟」を建設いたします。
空調機の世界需要は,小型,大型ともに年々拡大しており,2005年(1から12月の暦年)で前年比3.3%増の約6,200万台に達しています。一方では電力事情や地球温暖化の問題などを背景に,空調機の省エネ化などの環境問題に対する大幅な改善要請が強まっており,メーカーには従来以上に高度な技術開発力が求められています。
こうした中で,当社では,世界市場に向けた空調機の開発を本社(家庭用小型空調機)と浜松事業所(業務用大型空調機,ビル用マルチエアコン)で行っておりましたが,今回総額約55億円を投じて本社内に「技術新棟」を建設し,分散していた開発拠点を集約することで,基幹技術・商品開発力を大幅に強化いたします。
「技術新棟」は,地上5階建て,延べ床面積約20,000m2の建物で,主に大型空調機用の最新大型試験設備(カロリーメーター,騒音試験室など)を導入し,最先端商品の開発を行えるようにいたします。また,建物自体をビル用マルチエアコンの実験棟として位置づけ,性能検証など行える設備を充実させ,実地試験の環境を織り込んだ建物にいたします。さらに,ビル用マルチエアコンの開発には欠かせない60m高低差試験塔も建設を予定しております。
これらの技術新棟の建設や大型用試験設備の充実により,小型空調機と大型空調機の技術の融合と,開発効率の向上を図ります。今後も積極的な事業展開を行ってまいります。
<以下略> |