新聞記事から

2007年9月

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[広報資料から(1)]

エアコン新冷媒,仏社と中国合弁
ダイキンとアルケマがアジアに空調機器用新冷媒の合弁会社を設立

2007年9月21日/ダイキン工業株式会社

ダイキン工業株式会社(本社:大阪市,以下ダイキン)と,アルケマ社(本社:フランス・パリ市,以下アルケマ)は,日本を除くアジア・オセアニア地域での空調機器用新冷媒※の販売を行う新会社「ダイキンアルケマ冷媒アジア有限公司」(以下「冷媒JV」)と,新冷媒の主要構成ガスであるHFC-125の製造・販売を行う新会社「アルケマダイキン先端フッ素化学(常熟)有限公司」(以下「125JV」)を2007年11月に設立することに合意しました。
HFC-125は新冷媒を生成する際に不可欠なフルオロカーボンガスですが,生産している会社が限られていることから,需要の急拡大が予想される2010年以降の安定的な確保が課題となっていました。
今回の「125JV」設立により,HFC-125の2010年以降の安定供給を目指すとともに,ダイキンとアルケマの両社の技術を融合することによるコスト競争力の強化を図ります。また,「125JV」で製造・販売されるHFC-125は,主に空調機器用新冷媒(R-410A,R-407C,R-404A)に使用され「冷媒JV」を通してアジア・オセアニア地域に,またダイキン,アルケマを通してグローバルに販売の予定です。
新冷媒はオゾン層に影響を及ぼさない冷媒で,今まで主に使用されていたHCFC冷媒の代替品として,将来は全面的に切り替わると期待されています。ヨーロッパでは,2004年の規制により,製造する空調機器へのHCFC冷媒の使用が禁止されており,日本でも新冷媒にほぼ切り替わっています。さらにアメリカにおいても,2010年から製造される空調機器の冷媒としての使用ができなくなり,中国など空調需要が伸長している地域でも切り替わっていくことが想定されることから,新冷媒の世界的な需要の急拡大が見込まれています。
ダイキンとアルケマは,1990年代後半から中国・常熟でのフッ素樹脂事業やフランス・リヨンでのフッ素ゴム事業において協業を行うなど,緊密な関係を構築してきました。
今回の新会社設立は,アジア・オセアニア地域以外のグローバル展開も見据えた,冷媒事業のさらなる協業拡大や,冷媒事業の枠を超えた化学事業での新たな協業も目指します。

※新冷媒:オゾン層に影響を及ぼさないフルオロカーボンガス・HFC系の冷媒。

HFC系新冷媒のフルオロカーボンガス構成比
R-410A= HFC-32:HFC-125
(50:50)
  R-407C= HFC-32:HFC-125:HFC-134a
(23:25:52)
  R-404A= HFC-125:HFC-143a:HFC-134a
(44:52:4)

【新会社の概要】

●ダイキンアルケマ冷媒アジア有限公司
1) 会社名: ダイキンアルケマ冷媒アジア有限公司
(Daikin Arkema Refrigerants Asia Ltd.)
2) 所在地: 中国香港特別行政区
3) 資本金: 1百万USドル(約1.2億円)
4) 出資比率: ダイキン工業株式会社60%,アルケマ株式会社40%
5) 会社設立: 2007年11月
6) 事業範囲: 新冷媒(R-410A,R-407C,R-404A)の販売,冷媒用HCFC-22,HFC-134aの販売(日本を除くアジア・オセアニア向け)。

●アルケマダイキン先端フッ素化学(常熱)有限公司
1) 会社名: アルケマダイキン先端フッ素化学(常熟)有限公司
(Arkema Daikin Advanced Fluorochemicals(Changshu)Co., Ltd.)
2) 所在地: 中国江蘇省常熟市(アルケマ社常熟工場隣接地)
3) 資本金: 41.4百万USドル(約47.6億円)
4) 出資比率: ダイキン工業株式会社40%,アルケマ株式会社60%
5) 会社設立: 2007年11月
6) 事業範囲: HFC-125(新冷媒用フルオロカーボンガス)の製造,販売

【アルケマ社の概要】

1) 会社名: アルケマ(Arkema)
2) 本 社: フランスパリ市
3) 会長兼CEO: テリールエナフ
4) 設 立: 2004年
5) 売上高: 56.6億ユーロ(約8,800億円)
*2006年12月期連結ベース
6) 事業内容: 塩素系化合物および塩化ビニル製品,一般工業化学,機能製品の生産販売
7) 従業員数: 17,000人


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