新聞記事から

2009年9月

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[広報資料(1)]CO2冷媒の冷凍機

冷凍ショーケース用冷凍機システムに自然冷媒(CO2)を採用
国内初!「CO2冷媒・直膨冷凍機システム」を開発


2009年9月25日/三洋電機株式会社

三洋電機株式会社(以下,三洋電機)は,スーパーマーケット向けの冷凍ショーケース用冷凍機システムに,国内で初めて自然冷媒(CO2)を採用した「CO2冷媒・直膨冷凍機システム」を開発いたしました。
現在,冷凍ショーケース用冷凍機システムの冷媒は主に代替フロンR404Aが使用されていますが,自然冷媒(CO2)は代替フロン冷媒に比べ,地球温暖化係数が約1/4000と非常に小さく,地球温暖化防止に大きく貢献します。
本システムは,NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の平成20年度事業「ノンフロン型省エネ冷凍空調システム」プロジェクトに採択され,研究開発を推進しているものです。さらに本年8月より,イオン株式会社傘下のイオンリテール株式会社「マックスバリュエクスプレス六郷土手駅前店」において本システムのテスト導入を開始しました。
三洋電機は,低炭素社会の実現に向け,今後もCO2技術応用機器の開発及び実用化を加速し,地球温暖化防止と快適な店舗環境の実現に貢献してまいります。

I.開発背景,目的

(略)

II.CO2冷媒・直膨冷凍機システムの特長

 (略)今回新しく冷凍用CO2冷媒回路のスプリットサイクルを開発し,高圧対応の冷凍サイクルを実現しました。スプリットサイクルでは,放熱器(ガスクーラ)で冷却された高圧冷媒の一部を分岐させ,中間圧力レベルまで膨張させることにより,分岐させた一部の冷媒に冷却効果を発生させ,これをスプリット熱交換器に通すことで本流の冷媒をさらに冷却させて冷却効果を増大させる構造になっています。また,本流の冷媒を冷却して冷却効果を失った冷媒を圧縮過程の適切な中間圧力レベルに戻すことによって,圧縮動力の削減が可能になり,冷却効果の増大と,圧縮動力を低減し,COPを大幅に改善しました。
スプリット熱交換器を通過した冷媒を中間圧力レベルに戻す構造にするためには,従来のHFC冷媒を使った冷媒回路では単段のコンプレッサを使用しているため,別途注入ポートが必要です。それに対し本システムでは,大容量化した当社独自のCO2ロータリー2段圧縮コンプレッサを採用しているために,2段目の吸込みポートにこの冷媒を戻せばよく,特殊な構造変更をせずにスプリットサイクルを構成することができました。

<以下略>

 

<スプリットサイクルのシステム構成>

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