[広報資料(1)]低温用エアコンの消費電力15%減
「エコノマイザーサイクル」やR410A冷媒の採用で約15%の省エネを実現
低温用エアコン『冷凍ZEAS』を新発売
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| 2009年10月27日/ダイキン工業株式会社 |
ダイキン工業株式会社は,冷凍食品や水産物・アイスクリームなどの食料品の保管に用いる低温用エアコン『冷凍ZEAS』5〜20馬力,5機種を2010年1月下旬より発売します。すでに発売している馬力が小さい2機種を含め,2〜20馬力まで7機種をラインアップしました。
【特長】
1.「エコノマイザーサイクル」の採用により年間消費電力量を約15%削減
「エコノマイザーサイクル」は,冷媒回路の途中から取り出した少量の冷媒を減圧して冷たくし,それを使って冷媒回路自体を冷やした後,圧縮機に直接注入する技術です。従来から,冷却能力やCOP(成績係数)を向上させる手段として,工場や倉庫用の大型冷凍機に採用されてきました。しかし,小型冷凍機への採用は冷媒回路の心臓部分である圧縮機の構造上,技術的に困難でした。
今回,小型冷凍機への「エコノマイザーサイクル」搭載を可能にする新型スクロール圧縮機の開発により,圧縮機の負担の軽減と高効率化を実現させました。その結果,当社従来機では−30℃までだった冷凍庫内の使用温度域が−35℃まで拡張し,年間消費電力量を約15%削減しました。
2.R410A冷媒の採用により環境対応性と施工自由度が向上
R410A冷媒は,冷凍業界で主流のR404A冷媒に比べて地球温暖化係数が約半分である上に,圧力損失が少なく,熱搬送能力にも優れているという特性を持ちます。冷媒使用量が少なくて済むため,冷媒配管を細くすることができます。また,長い冷媒配管の中でも圧力を失いにくいので,配管長を最大60m(従来:30m)まで延長できるなど,施工性自由度が上がりました。
3.「インバーターホットガスデフロスト方式」により,冷凍庫内の温度保持と高効率の霜取りを実現
一般的な冷凍機は,室内機内部の電気ヒーターによって約200℃の高温で霜取りします。この方式に対し,当社が従来機から採用している「ホットガスデフロスト方式」は,約60℃のガスを冷媒配管に一時的に循環させて霜取りをするので,庫内温度の上昇を抑制し,保管品の鮮度保持に貢献します。
本商品では,ガスを使って霜取りをするだけでなく,霜の付着具合に応じて加熱量を制御する「インバーターホットガスデフロスト方式」を採用しました。定期的に最大能力で霜取りを行っていた従来機に比べて,余分な庫内温度の上昇が少なく,短時間で効率よく除霜するため,省エネにつながります。
【主仕様,価格,発売時期】

※冷却能力:庫内−20℃,湿度80%,外気周囲32℃,配管相当長5m,高低差0mの時
<以下略>