機関誌「冷凍と空調」 / 2005.2 (NO.525)
データ解説
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冷凍空調機器貿易/空気調和関連機器

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 2004年における空気調和関連機器の輸出は174万台,部品を含めて1888億円,前年比は数量で13.4%,金額で14.3%の大幅増加となった。国内での生産は製品のみで1614万台で1兆3180億円,前年比はそれぞれ1.8%,3.5%とともに増加となった。単純に計算した輸出比率は,台数で10.8%,金額で14.3%となり台数,金額ともに増加となった。

●自動車用エアコン
 この分野の生産統計と輸出統計の対応は難しいが,生産は「輸送機械用エアコン」で990万台, 輸出は「自動車用エアコン」で12万台と輸出比率は小さい。輸出台数の前年比は20.5%減と大幅な減少となった。
 貿易統計はエアコンの単品の輸出とみられ,工業会で調査したカーエアコンの輸出向け出荷では,2004年は399万台に達し,出荷全体の45.4%を占めている。これには国内で輸出用自動車に装着される分も含まれるが,全体ではこうしたケースがほとんどを占めていると推定される。

●ユニット型エアコン
 自動車用以外の住宅・ビル用エアコンの総称を「ユニット型エアコン」とし,全体の傾向を見ようとしているが,生産統計との整合が難しい。
 生産統計では567万台,8262億円を記録している。輸出統計では,ユニット型エアコンに対応するものとして,ウインド型・セパレート壁かけ型,エアコン用コンデンシングユニット,冷却ユニットを内蔵したその他のエアコン,冷却ユニットを内蔵しないその他のエアコン等の品目があるが,合計で1129億円となり,生産との単純な比較では輸出比率は13.7%となる。この金額を基に仕向け先を見るとヨーロッパ向けが681億円で全体の60.3%を占め,次いで東南アジア向けが277億円,24.5%となっている。
 工業会の調査によれば,ユニット型エアコンの2004年の輸出は60.8万台で前年比9.2%増となった。このうちルームエアコンは37.8万台で前年比0.9%の減少,業務用エアコンは23万台,前年比は31.4%と大幅増となった。
 貿易統計では,セパレート型エアコンは各種の項目にまたがってカウントされている。このため室外ユニットベースでの数量を推定するにも,実際のカウントがどのようにされているか不明で,台数ベースでの分析はむずかしい。
 一方輸入については,2004年は関連する品目の合計金額(冷却ユニットなしを含む)は921億円,前年比14.5%の増加となっている。

<工業会調査によるエアコンの出荷>

単位:数量=1000台,( )内前年比=%
期間:2004年1月〜12月
  合計 国内 輸出
カーエアコン 8,773 (97.3) 4,786 (93.9) 3,987 (101.9)
ユニット型エアコン 8,287 (102.6) 7,769 (105.1) 608 (109.2)
 ルームエアコン 7,309 (101.2) 6,931 (104.5) 378 (99.1)
 業務用エアコン 978 (113.9) 748 (111.0) 230 (131.4)

●リキッドチリングユニット
 リキッドチリングユニットの輸出は2262台,前年比71.4%減,金額では41億円で20.2%減とともに大幅減となり,仕向け地では東南アジアが20億円,中近東向けが9億円,ヨーロッパ向けが4億円だった。

<日本の空調機器の生産と輸出入(要約)>

単位:数量=1000台,金額=億円
期間:2004年1月〜12月( )は必ずしも対応がとれていないもの
  生 産 輸 出 輸 入
数量 金額 数量 金額 数量 金額
空気調和関連機器 16,138 1,318 (1,738) (1,888) (5,260) (1,301)
 輸送機械用エアコン 9,900 398 117 53 162 32
 除湿機 356 11
 ユニット型エアコン 5,672 826 (1,619) (1,129) (5,098) (921)
 部分品 (664) (348)
 空調設備用機器 209 83
  熱源機器 17 53 2 41
  空調機 193 30

 

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