○冷凍空調関連機器
2007年における空気調和関連機器の輸出は219万台,部品を含めて2670億円,前年比は数量で2.6%,金額で25.4%の増加となった。国内での生産は製品のみで1848万台,1兆4412億円で,前年比は数量で0.9%,金額で0.3%減少した。単純に計算した輸出比率は,台数で11.8%,金額で18.5%となり,昨年と比べ台数で0.4ポイント,金額で3.8ポイント増加した。
一方,輸入は562万台,金額は部分品を含め1867億円となり,前年比は数量で5.8%の減少,金額で7.5%増加した。
<日本の空調機器の生産と輸出入(要約)>
| 単位:数量=1000台,金額=億円 |
| 期間:2007年1月〜12月( )は必ずしも対応がとれていないもの |
| |
生 産 |
輸 出 |
輸 入 |
| |
数量 |
金額 |
数量 |
金額 |
数量 |
金額 |
| 空気調和関連機器 |
18,482 |
14,412 |
(2,187) |
(2,670) |
(5,618) |
(1,867) |
| 輸送機械用エアコン |
12,496 |
4,326 |
146 |
41 |
23 |
6 |
| 除湿機 |
147 |
73 |
− |
− |
− |
− |
| ユニット型エアコン |
5,665 |
9,135 |
(2,031) |
(1,669) |
(5,595) |
(1,323) |
| 部分品 |
− |
− |
− |
(862) |
− |
(538) |
| 空調設備用機器 |
173 |
878 |
− |
− |
− |
− |
| 熱源機器 |
21 |
610 |
10 |
98 |
− |
− |
| 空調機 |
153 |
267 |
− |
− |
− |
− |
●自動車用エアコン
この分野の生産統計と輸出統計の対応は難しいが,生産は「輸送機械用エアコン」で1250万台,輸出は「自動車用エアコン」で15万台と輸出比率は小さい。
金額を見ると,輸出41億円で17.0%増,輸入6億円で74.5%の大幅減となっている。
●ユニット型エアコン
自動車用以外の住宅・ビル用エアコンの総称を「ユニット型エアコン」とし,全体の傾向を見ようとしているが,生産統計との整合が難しい。
生産統計では台数が567万台で前年比6.2%減,金額では9135億円で1.9%減を記録している。輸出統計では,ユニット型エアコンに対応するものとして,ウィンド型・セパレート壁かけ型,エアコン用コンデンシングユニット,冷却ユニットを内蔵したヒートポンプ,冷却ユニットを内蔵したその他のエアコン,冷却ユニットを内蔵しないその他のエアコンの品目があるが,合計で台数が203万台で前年比0.4%増,金額は1669億円で24.1%増となり,生産との単純な比較では輸出比率は台数では35.9%,金額では18.3%となる。
金額を基に仕向け先を見ると,ヨーロッパ向けが1094億円で全体の65.6%を占め,前年比では39.5%の大幅増,次いで東南アジア向けが701億円で全体の20.6%,前年比では4.6%の増加である。
工業会の調査によるユニット型エアコンの2007年の輸出は64万台で前年比42.4%の大幅増である。このうちルームエアコンは29万台で前年比75.8%増,業務用エアコンは35万台で23.5%増であった。また,国内出荷台数はルームエアコンが739万台で1.7%減,業務用エアコン(パッケージエアコン)が75万台で5.5%減となっている。
貿易統計では,セパレート型エアコンは各種の項目にまたがってカウントされている。このため室外ユニットベースでの数量を推定するにも,実際のカウントがどのようにされているか不明で,台数ベースでの分析はむずかしい。
一方輸入について,2007年の関連する品目の合計金額(冷却ユニットなしを含む)は1323億円,前年比6.0%の増加となっている。
<工業会調査によるユニット型エアコンの出荷>
単位:数量=1000台,( )内前年比=%
期間:2007年1月〜12月 |
| |
合計 |
国内 |
輸出 |
| ユニット型エアコン |
8,781 (100.2) |
8,143 (97.9) |
638 (142.4) |
| ルームエアコン |
7,675 (99.9) |
7,390 (98.3) |
285 (175.8) |
| 業務用エアコン |
1,106 (102.1) |
753 (94.5) |
353 (123.5) |
●リキッドチリングユニット
リキッドチリングユニットの輸出は9933台,前年比214.8%と大幅に増加,金額でも98億円で96.3%増とほぼ倍増した。仕向け地では東南アジアが29億円,北アメリカ向けが25億円,ヨーロッパ向けが22億円である。 |