機関誌「冷凍と空調」 / 2008.4 (NO.563)
データ解説
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輸出,15年ぶりに5000億円台に
―2007年冷凍空調機器実績―

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○冷凍空調関連機器

 2007年における空気調和関連機器の輸出は219万台,部品を含めて2670億円,前年比は数量で2.6%,金額で25.4%の増加となった。国内での生産は製品のみで1848万台,1兆4412億円で,前年比は数量で0.9%,金額で0.3%減少した。単純に計算した輸出比率は,台数で11.8%,金額で18.5%となり,昨年と比べ台数で0.4ポイント,金額で3.8ポイント増加した。
 一方,輸入は562万台,金額は部分品を含め1867億円となり,前年比は数量で5.8%の減少,金額で7.5%増加した。

<日本の空調機器の生産と輸出入(要約)>

単位:数量=1000台,金額=億円
期間:2007年1月〜12月( )は必ずしも対応がとれていないもの
 
生  産
輸  出
輸  入
 
数量
金額
数量
金額
数量
金額
空気調和関連機器
18,482
14,412
(2,187)
(2,670)
(5,618)
(1,867)
 輸送機械用エアコン
12,496
4,326
146
41
23
6
 除湿機
147
73
 ユニット型エアコン
5,665
9,135
(2,031)
(1,669)
(5,595)
(1,323)
 部分品
(862)
(538)
 空調設備用機器
173
878
  熱源機器
21
610
10
98
  空調機
153
267


●自動車用エアコン
 この分野の生産統計と輸出統計の対応は難しいが,生産は「輸送機械用エアコン」で1250万台,輸出は「自動車用エアコン」で15万台と輸出比率は小さい。
 金額を見ると,輸出41億円で17.0%増,輸入6億円で74.5%の大幅減となっている。

●ユニット型エアコン
 自動車用以外の住宅・ビル用エアコンの総称を「ユニット型エアコン」とし,全体の傾向を見ようとしているが,生産統計との整合が難しい。
 生産統計では台数が567万台で前年比6.2%減,金額では9135億円で1.9%減を記録している。輸出統計では,ユニット型エアコンに対応するものとして,ウィンド型・セパレート壁かけ型,エアコン用コンデンシングユニット,冷却ユニットを内蔵したヒートポンプ,冷却ユニットを内蔵したその他のエアコン,冷却ユニットを内蔵しないその他のエアコンの品目があるが,合計で台数が203万台で前年比0.4%増,金額は1669億円で24.1%増となり,生産との単純な比較では輸出比率は台数では35.9%,金額では18.3%となる。
 金額を基に仕向け先を見ると,ヨーロッパ向けが1094億円で全体の65.6%を占め,前年比では39.5%の大幅増,次いで東南アジア向けが701億円で全体の20.6%,前年比では4.6%の増加である。
 工業会の調査によるユニット型エアコンの2007年の輸出は64万台で前年比42.4%の大幅増である。このうちルームエアコンは29万台で前年比75.8%増,業務用エアコンは35万台で23.5%増であった。また,国内出荷台数はルームエアコンが739万台で1.7%減,業務用エアコン(パッケージエアコン)が75万台で5.5%減となっている。
 貿易統計では,セパレート型エアコンは各種の項目にまたがってカウントされている。このため室外ユニットベースでの数量を推定するにも,実際のカウントがどのようにされているか不明で,台数ベースでの分析はむずかしい。
 一方輸入について,2007年の関連する品目の合計金額(冷却ユニットなしを含む)は1323億円,前年比6.0%の増加となっている。

<工業会調査によるユニット型エアコンの出荷>

単位:数量=1000台,( )内前年比=%
期間:2007年1月〜12月
 
合計
国内
輸出
ユニット型エアコン
8,781 (100.2)
8,143 (97.9)
638 (142.4)
 ルームエアコン
7,675   (99.9)
7,390 (98.3)
285 (175.8)
 業務用エアコン
1,106 (102.1)
753 (94.5)
353 (123.5)



●リキッドチリングユニット
 リキッドチリングユニットの輸出は9933台,前年比214.8%と大幅に増加,金額でも98億円で96.3%増とほぼ倍増した。仕向け地では東南アジアが29億円,北アメリカ向けが25億円,ヨーロッパ向けが22億円である。


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