【一般・経済】
◆地球の気候,当面「寒冷化」
地球の平均気温の上昇が頭打ちとなり,専門家の間で気候は当分寒冷化に向かうとの見方は強まってきた。地球温暖化の主因とされる二酸化炭素(CO2)の排出は増え続け長期的には温暖化が続きそうだが,自然の変動が気温を抑制するように働き始めたとみられている。気温の推移は,温暖化対策の論議の行方にも影響を与えそうだ。(日経
’09. 2. 2)
◆温室ガス削減の中期目標
2020年までに国内で削減する温室効果ガスの中期目標について政府の地球温暖化問題に関する懇談会(座長・奥田碩トヨタ自動車相談役)は12日,90年比で7%増〜25%減とする6案を示した。(中略)6案のうち6%増と4%減の2案は,経済産業省の「長期エネルギー需給見通し」に基づく。(中略)残る4案は7%増〜2%減,1〜12%減,16〜17%減,25%減。(朝日
’09. 2. 13)
◆GDP年率12.7%減
内閣府が16日発表した08年10〜12月期の国内総生産(GDP)速報によると,物価変動の影響を除いた実質GDP(季節調整済み)は前期比3.3%減,年率換算では12.7%減と主要国で最も急激な落ち込みとなった。年率換算で2ケタのマイナスは,第1次石油危機の影響を受けた74年1〜3月期(13.1%減)以来,戦後2度目だ。(朝日
’09. 2. 16)
◆リコールに共通指針
政府は食品や工業製品の事故による消費者被害の拡大を防ぐため,企業にリコールを促す共通指針(ガイドライン)案をまとめた。命にかかわる被害かどうかなど危険度をクラス分けし,企業に対処マニュアルや,目標回収率などを含む「リコール実施計画」作りを要請。リコール担当役員の設置も求める。(日経
’09. 2. 21)
【自動車・交通】
◆世界車販売「番付」様変わり
主要自動車メーカーの2008年の世界新車販売実績が出そろった。経営再建中のビッグスリー(米自動車大手3社)が軒並み順位を下げた一方,新興国に強いドイツ,韓国勢や小型車に強い日本勢が健闘した。ただ,金融危機による販売不振の影響で,台数は首位のトヨタ自動車を含め10位中6社・1連合が前年割れ。各社の業績悪化も深刻で,今年は業界再編が本格化する可能性が高い。(日経
’09. 2. 3)
◆新車国内販売27%減
自動車業界団体が2日まとめた1月の国内新車販売台数(速報値,軽自動車を除く)は前年同月比27.9%減の17万4281台で,6カ月連続のマイナス。1月単月としては1972年以来37年ぶりの低水準となった。軽自動車を含めた販売台数も同19.9%減の30万1707台。6カ月連続で前年実績を下回った。(日経
’09. 2. 3)
◆自動車国内生産,1月は41%減少
日本自動車工業会が27日発表した1月の国内生産は,前年同月比41%減の57万6539台だった。下落率は,比較可能な統計のある67年以来で最大。輸出も59.1%減の23万3859台で下落率は過去最大を更新した。(朝日
’09. 2. 28)
【住宅・建築】
◆エアコン室外機リコール
ダイキン工業は,94〜96年に製造したエアコンの室外機から火や煙が出る事故が,昨年9月までに11件起きていたと3日発表した。うち10件は,ナメクジやほこりなどが入ったことが原因という。けが人はいないが,29万8000台余をリコールする。(朝日
’09. 2. 4)
◆省エネ効果どのくらい?
環境省は6日,エアコン,テレビ,冷蔵庫,照明器具の家電4品目について,買い替えると電気料金や二酸化炭素(CO2)かどれだけ減るかを検索できるシステムをホームページで公開した。(日経
’09. 2. 7)
◆エアコンなど代替フロン量表示へ
経済産業省と業界団体が協力し,年内にもエアコンや業務用冷凍庫などに使われている代替フロンの量の表示を始める。(中略)一部のメーカーで検討していたが,代替フロンを含む製品の全メーカーで取り組むことになった。エアコンに加えて,業務用冷凍庫や冷蔵機能付きのショーケースなど代替フロンを含むほとんどの製品が対象。年内に一部製品で始め,2010年には全面実施する。(日経
’09. 2. 11)
◆空調,最大35%省エネ
三菱製紙は除湿剤を使った省エネ型空調向け材料に参入する。産業技術総合研究所が開発した除湿剤をロールシート状に加工する技術を確立し,今春から空調メーカーに試験販売する。(中略)新しい空調材料は,空調機の内部でロールシート状の除湿財を回転させ,空気と通して除湿する「デシカント空調」向け。(日産
’09. 2. 17)
◆「スカイツリー」地中熱で冷暖房
東武鉄道は17日,東京都墨田区の大型電波タワーや商業施設を核とする東京スカイツリー地区に地中熱を利用した地域冷暖房システムを導入すると発表した。9月以降に順次供給する計画で,施設ごとに通常の冷暖房を設ける場合よりエネルギー消費量を約43%削減できるとみており,大型プロジェクトの省エネ化を進める。(日産
’09. 2. 18)
◆中国エアコン大手との合弁2社
[広報資料(1)参照]
ダイキン工業と中国家庭用エアコン最大手,珠海格力電器(広東省)は18日,中国珠海市に空調機器の基幹部品の製造会社など合弁会社2社を設立すると発表した。(日経
’09. 2. 19)
◆廃プラ,高速で分別
[広報資料(2)参照]
三菱電機はテレビやエアコンなど使用済み家電を破砕した後に残るプラスチックから,臭素の濃度が高い破片だけを素早く取り除く技術を開発した。X線を破片に当て,得られた画像をもとに選び出す。2010年をめどに自社内の家電製品リサイクルプラントに導入する。(日経
’09. 2. 23)
◆エアコン部品新会社を設立
[広報資料(3)参照]
デンソーは25日,7月に子会社2社を再編してカーエアコン用部品の新会社を設立すると発表した。エアコンの配管を手がけるデンソーエアーズ(愛知県安城市)と,商用車用エアコンを製造しているGAC(長野県安曇野市)のホース事業を統合する。(中略)新会社の名称はデンソーエアーシステムズで,本社はエアーズの工場がある愛知県豊川市に置く。(日経
’09. 2. 26)
【食品・流通】
◆イオン・ファミマ提携
小売り2位のイオンとコンビニエンスストア3位のファミリーマートが業務提携することで合意した。まずイオンの電子マネーを全国のファミマ約7000店で使えるようにし,共同で商品開発やインターネット通販に取り組むことも検討する。伊藤忠商事系のファミマと,三菱商事が出資するイオンが提携することで,将来はファミマ,イオン系のミニストップ,三菱商事系のローソンのコンビニ3社連合に発展する可能性が高い。(日経
’09. 2. 4)
◆冷凍・冷蔵ショーケース3社再編
[広報資料(4)参照]
三菱電機は9日,店舗向け冷凍・冷蔵ショーケース事業を手がける全額出資子会社3社を,4月1日付で再編すると発表した。日本建鉄の冷凍・冷蔵ショーケース事業を和菱テクニカ(和歌山市)に,取り付け工事は三菱電機冷熱プラント(東京・品川)に移管する。(中略)事業統合に併せて同日付で和菱テクニカを「三菱電機冷熱応用システム」に社名変更する。(日産
’09. 2. 10)
◆大丸,そごう本店購入
百貨店のJフロントリテイリングは26日,傘下の大丸が,大阪・心斎橋にあるそごう本店を379億円で買い取ると正式に発表した。不況で販売低迷が長引き,背水の陣を敷く百貨店。投資先送りなどで「守り」を固める一方,有力と見込んだ地域では「攻め」の姿勢に転じている。(朝日
’09. 2. 27)
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