機関誌「冷凍と空調」 / 2008.4 (NO.563)
データ解説
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輸出,15年ぶりに5000億円台に
―2007年冷凍空調機器実績―

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 2007年の日本の冷凍空調機器実績がまとまりました。財務省の貿易統計によると,冷凍空調機器の輸出は5498億円で前年比18.0%増と15年ぶりに5000億円台となり,輸入は2441億円で2.6%増と8年連続の増加となりました。また,経済産業省の機械統計によると,冷凍空調機器の生産額は2兆1030億円で前年比1.8%の増加となっています。貿易統計を中心に紹介します。
(編集係)

1.概況

<輸出>
 財務省の貿易統計によると,2007年における日本の冷凍空調機器の輸出は全体で5498億円と15年ぶりに5000億円を超え,前年比18.0%増加した。2007年の冷凍空調機器の生産は,2兆1030億円で,輸出比率は26.1%であった。
 輸出額の品目構成比を見ると,冷凍空調用圧縮機が2167億円で前年比10.1%の増加となり,構成比は39.4%となった。空気調和関連機器は2670億円,前年比25.4%増で構成比48.6%,冷凍冷蔵機器は662億円,前年比17.2%増で構成比12.0%であった。
 輸出額の地域別構成比を見ると,最大の仕向け先はヨーロッパで2623億円,前年比28.7%の大幅増で,構成比は47.7%とほぼ半数がヨーロッパ向けとなっている。次いで東南アジアが1680億円,11.8%増で構成比は30.5%であった。北アメリカ向けは691億円で3.1%の減少。大洋州は224億円で13.7%の増加,中近東は121億円で23.2%の増加…などとなっている。
 空調関連機器の輸出の中で部品を除いた製品は1808億円で全体の32.9%,また冷凍冷蔵機器の中の製品は455億円で全体の8.3%となる。この結果,圧縮機を除いた部品の輸出は1068億円,全体の19.4%を占めることになる。

<輸入>
 貿易統計による2007年の冷凍空調機器の輸入は,全体で2441億円,前年比2.6%の増加であった。
 品目別内訳では,冷凍空調用圧縮機が226億円で18.4%減,空調関連機器が1867億円で7.5%増,冷凍冷蔵機器が348億円で4.6%減となっている。
 主な輸入元としては,第1位中国,第2位タイ,第3位アメリカで,この傾向は2001年以来続いており,この3か国で全体の89.2%を占めている。それぞれの輸入金額は,中国が1631億円で9.5%増,中国だけで全体の66.8%を占めた。タイは440億円で7.5%減,アメリカは105億円で10.9%減であった。

<冷凍空調機器の輸出入の推移>


冷凍空調用圧縮機

空気調和関連機器
冷凍冷蔵機器と部分品

表:日本の冷凍空調機器の生産・販売と輸出入
表:日本の冷凍空調機器の輸出入(要約)
別表:日本の冷凍空調機器の輸出入実績(製品別・地域別)


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