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工業会について

主な国際活動

1) ICARHMA

ICARHMA(The International Council of Air Conditioning, Refrigeration and Heating Manufacturers Associations)は、豪(AREMA)、ブラジル(ABRAVA)、カナダ(HRAI)、中国(CRAA)、コロンビア(ACAIRE)、欧州(EPEE, Eurovent)、インド(RAMA)、日本(JRAIA)、韓国(KRAIA)、米国(AHRI)の冷凍空調暖房工業会11団体で構成された国際評議会です。

日冷工は米・加・欧と共に、1991年のICARHMA設立当初より参画し、積極的な活動を行っております。
現在は、年2回、業界関連の情報交換を実施に加え、A5国などにおける冷媒の取り扱いに関する認可プログラム(RDL- Refrigerant Driving License)や空調設備サービス業界における人材レベル向上・冷媒の安全管理改善プログラム(GRMI-Global Refrigerant Management Initiative)などについて協議を行っております。

ICARHMAに関する詳細はこちら

2) 日中韓会合

日中韓会合(The Three Association Meeting)は、日本(JRAIA)・中国(CRAA)・韓国(KRAIA))の冷凍空調暖房工業会3団体で結成された会議です。ICARHMA活動を補完する位置付けで、2007年より年1回、共通の課題に関し情報交換を実施しています。

3) ASEAN5+Jワークショップ

アセアン空調5大市場の関連団体との連携を図るため、2018年に発足した会議です。参加団体は日本(JRAIA)、タイ(FTI Air-con club)、マレーシア(MACRA)、インドネシア(GABEL)、ベトナム(VISRAE)、フィリピン(BPS)で、年1回の会議で省エネや冷媒規制に関する情報共有と課題解決を目指しています。2021年にはフィリピン工業会(PAIA)がオブザーバ参加し、2022年から同国代表としての参加が見込まれています。

4) アセアン諸国向けの省エネ最適評価方法の普及活動

経済産業省と基準認証イノベーション技術研究組合等による「省エネ最適評価方法(簡易測定方法)」に関する国際標準化・普及事業は2017年3月に完了しました。2011年に始まった一連の事業を通じて、使用実態に即したエアコンの期間エネルギー消費効率国際規格ISO16358について、より簡便に試験・評価できる手法等をアセアン諸国に提案し、各国規格や省エネ施策への採用に対する協力をしました。

2020年からは日本アセアン統合基金(JAIF)を利用してアセアンエネルギーセンターACEがアセアン域内エアコン試験・評価規格の統一化を進めるプロジェクトに参画し、提案評価方法への統合アドバイスを行っています。その結果、2021年現在アセアン10ケ国中8ヶ国が同評価方法の国内規格化を完了、または規格制定作業中です。同プロジェクトでは引き続き、最低エネルギー効率基準MEPSの段階的引き上げおよび各国認証方法の統合化が検討されています。

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