2018年10月16日(火)に八ッ場ダム建設の際に行われているダムクーリングについて見学してまいりましたので、ご報告致します。※この度、国土交通省関東
賀詞交歓会 来賓挨拶
No.661 2019年2月
2019年1月11日、品川御殿山マリオットホテルにて当工業会の賀詞交歓会が開催されました。以下に経済産業省製造産業局産業機械課長 玉井 優子氏のご挨拶を掲載したします。
皆様、新年明けましておめでとうございます。
日冷工の皆様には日頃から経済産業行政へのご協力、ご理解をいただき感謝申し上げます。
特に昨年は、豪雨、台風、地震などの災害が相次ぎました。多くの関係企業の皆様に避難所への空調の設置など様々な面でご尽力いただき大変感謝しております。
また本年、文科省を中心に空調機器未設置の学校に設置を進めていく予定ですが、今年度の補正予算ではこれに対応していくために約800億円という予算が措置されております。特に今夏に向けて各地での設置が円滑に行われるよう引き続き皆様のご協力を賜れればと思っております。
写真:経済産業省製造産業局産業機械課長 玉井優子氏
さて、今年は日本をはじめグローバルなビジネス環境が大きく動く1年になるのではないかと考えております。国内の経済状況は景気回復が戦後最長になろうかと言われる一方、グローバルに目を転じると保護主義の台頭、米中摩擦、あるいはブレグジット(Brexit)、中国経済の減速といったようないくつかの懸念材料もあり、先行きには不透明感も出てきているのではないかとも考えられます。
こうしたなか、経済産業省としましては自由貿易の旗振りを引き続きしっかりやり続けるということとともに、今年6月に開催されるG20大阪、そして来年の東京オリンピック、パラリンピック、そして昨年誘致が決定した2025年の大阪万博、これらを契機としながら、イノベーションを軸にした経済成長をしっかり支えていきたいと考えております。
特にIOT、AIを活用しながら、従来の製品、業種の壁を越えてデータ·技術・人をつないで、新しい付加価値やサービスを生み出す「コネクティッドインダストリーズ」を引き続き推進して参りたいと考えております。その際、日本が競走優位にある“ものづくり”の技術をベースにしながら、技術や製品にとどまらずこれを結集した新しいソリューション、課題解決を提供し、そのうえで、世界で競争していくことが重要なのではないかと考えております。この点も皆さまといっしょにイノベーションを進めていければと考えております。
またこうしたなか、日冷工の皆様におかれましては、温暖化対策の動きにも積極的にご対応いただいております。特に本年は、フロン関係の対策を推進していく必要があります。この点においても皆様とも緊密に連携させていただきながらしっかり取り組んでいきたいと考えておりますので引き続きよろしくお願いいたします。
最後になりますが、今年1年間、皆様との関係をより緊密にしながら業界の発展、そして日本経済の成長のためにしっかり取り組んでいくことをお約束するとともに、皆様におかれましてもこの1年が素晴らしい年になることを祈念し、私からの新年のご挨拶とさせていただきます。
以上
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