第55回技能五輪全国大会 -冷凍空調技術競技-

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No.654 2017年12月

 平成29年11月24日~11月27日の4日間、栃木県のマロニエプラザを中心に17会場で第55回技能五輪全国大会が開催されました。技能五輪における冷凍空調技術競技は今回で14回目となり、オリオン精工株式会社の岡田進也氏が金賞に輝きました。

1.はじめに
 技能五輪全国大会は、青年技能者の技能レベルの日本一を競う技能競技大会で、ものづくりの基盤を担う技能者の育成や技能の重要性をアピールすることを目的とし、中央職業能力開発協会と開催都道府県の共催により毎年開催されています。今年度は、栃木県で開催されました。本大会は全42職種から構成され、その中の冷凍空調技術職種では過去最多の35人の選手が参加されました。

2.冷凍空調技術職種の競技課題
 冷凍空調技術職種の当初の課題は1級技能検定を念頭に、配管施工技術に重点がおかれていましたが、最近は国際大会の課題を意識し、コンデンシングユニット(冷凍機)を用いて水槽の温度制御を行うための配管施工、制御配線から冷却運転、データ測定とその処理など、冷凍空調技術の総合的な競技になっています。今大会の特徴としては、事前に製作した銅管のアルファベット文字(蒸発器)に着霜させてアピール性を高めていることがあげられます。(写真1~3)

写真1:競技課題(配管・制御配線完了後)

写真2:競技者と観戦者の様子

写真3:競技中の溶接作業

3.競技会場と日程
冷凍空調技術の競技は、栃木県立県南体育館で行われました。11月24日は、コンデンングユニットと冷却水槽の設置、競技用材料などの配付確認、工具展開が行われ、翌日の25日に競技が行われました。

4.今大会の競技結果
 今大会の冷凍空調技術競技の入賞者を表に示します。
 
<第55回技能五輪全国大会「冷凍空調技術」入賞者一覧>


5.さいごに
 冷凍空調技術競技への参加選手が年々増えていることから、冷凍空調施工には確かな技術が要求されていると言えます。競技課題も配管施工はもとより、総合的な冷凍空調技術へと変わっていくなか、今大会も多数の選手が参加され、関係者のご協力により盛会裏に閉幕となりました。 
 次回の第56回大会は沖縄県で開催されます。

写真4:参加選手の記念撮影