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冷媒HFC(R410AおよびR32)を使用した家庭用エアコン

冷媒の開発の背景

家庭用エアコンなどに採用されているHCFC(R22)は、オゾン層保護のもと2004年から大幅な生産削減が開始されました。このため冷媒の転換が必要となり、オゾン層を破壊しない冷媒HFC(R410A)が開発されました。
近年では、さらに地球温暖化防止にも貢献できる新冷媒HFC(R32)への転換も進められています。
これらの冷媒を家庭用エアコンの冷媒として採用しています。

 

[ 冷媒R410AおよびR32の特性 ]

(1)性能
従来のR22とほぼ同等の性能が得られます。

(2)圧力
作動圧力がR22対比でR410AとR32は約1.6倍となり、ほぼ変わりません。

(3)冷媒組成
R410Aは疑似共沸性の混合冷媒ですが、R32は単一冷媒なので、組成管理の問題はほとんどありません。

冷媒転換促進のお願い

家庭用エアコン業界として、オゾン層保護の観点からHFC(R410A)への転換を積極的に取り組んでまいりました。また、地球温暖化防止に配慮した新冷媒HFC(R32)への転換も進めております。
さらに、家庭用エアコンは出荷台数で加重平均した環境影響度として用いられている地球温暖化係数(GWP)の値が、目標年度(2018年)において目標値(750)を上回らないことが、製造事業者等に義務付けられています。つきましては、販売および据付工事に携わる皆様にも趣旨をご理解の上、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

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