UNEP/UNIDO Praha-IIプロジェクト
中近東ご一行 ワークショップ開催

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No.663 2019年5月

2019年4月15~17日、UNEP及びUNIDOのPraha-IIプロジェクト活動の一環として中近東の業界関係者が来日。2日間にわたるワークショップと産業技術総合研究所の燃焼試験設備の見学を実施した。

Praha-IIプロジェクト(project of “Promoting refrigerant alternatives for high ambient temperature countries”)はUNEP(国際連合環境計画)及びUNIDO(国際連合工業開発機関)が2016年より実施しているプロジェクトで、高外気温地域における低GWP 冷媒代替技術の評価及び人材育成を目的としたプログラム。2016年(東京)、2017年(クウェート)に続き、3回目のワークショップ開催となった。




写真1:ワークショップ 集合写真




今回のワークショップにはエジプト及びクウェートの業界関係者 計8名が参加。事前に集約したそれぞれの国における着火確率データを持ち寄り、リスクシナリオの作成に向けたケーススタディを実施。




写真2:ワークショップ 風景



当会側は、環境企画委員会 Praha-II対応タスクフォースのメンバーであるダイキン 片岡氏、パナソニック 高市氏、東芝キヤリア 山口氏、三菱電機 山下氏にプレゼン、ケーススタディ対応いただいた。



写真3:ワークショップ 片岡氏




写真4:ワークショップ 高市氏




写真5:ワークショップ 山口氏



ワークショッププログラム:
- 日本におけるリスクアセスメントの概要紹介(山口氏)
- 日本のデータ集約手法の紹介(高市氏)
- IEC60335-2-40に基づくリスクアセスメントの紹介(片岡氏)
- エジプト・クウェートの調査結果報告(Olama氏、Almatouq氏)
- ケーススタディの検証(全メンバ)

また、ワークショップ終了後の4月17日に、つくば市の産業技術総合研究所(AIST)を訪問。同研究所の滝澤賢二氏より研究内容を説明いただいた後、燃焼試験のデモを見学した。




写真6:AIST 集合写真





写真7:AIST 滝澤氏




以上
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