パナソニック株式会社 横置きスクロール圧縮機搭載ルームエアコン コンパクト室外機(CU-G25V)
2021年度 「未来技術遺産」に当会会員から1件登録されました

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No.679 2021年9月

令和3年度(2021年度)「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」登録授与式が9/14(火)に上野の国立科学博物館にて開催されました。今回で14回目となる本授与式は、平成20年から始まり、今年は24件登録、累計325件となりました。

詳細はこちら「未来技術遺産登録パネル展」
※パネル展は 9/7(火)~26(日)で開催されました。

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写真1:未来技術遺産登録パネル展



今回は当会会員メーカーから1件、パナソニック株式会社アプライアンス社殿の横置きスクロール圧縮機搭載ルームエアコン コンパクト室外機(CU-G25V)が登録されました。関東はCOVID19感染拡大による緊急事態宣言発令中のため、登録授与式は入場制限があり、当工業会からの取材参加はかないませんでしたが、お写真をいただくことができました。

写真2:授賞式


写真3:左:国立科学博物館館長
右:パナソニック 事業部長 澤田氏



写真4:受賞したパナソニック
横置きスクロール圧縮機搭載ルームエアコン
コンパクト室外機(CU-G25V)パネル



以下、登録された選定理由をご紹介致します。


1.パナソニック殿 横置きスクロール圧縮機搭載ルームエアコンコンパクト室外機(CU-G25V) 選定理由
本資料はコンパクト化を実現したエアコン室外機である。量産用図面も残されている。低騒音・低振動のスクロール圧縮機の完全横置き、小径ファンの低騒音化、冷凍サイクルの高密度化などを実現して商品化された。スマートな外観とそれまでの従来型の室外機に比べ、容積で約75%、重さで約7kg、必要設置面積で約66%の小型・軽量化を実現し、ベランダなどの狭い場所への設置が可能となった。小型・軽量、低騒音・低振動の特徴から、その後長期間にわたって数多くの製品として展開された。エアコンが「一家に一台」から「一部屋に一台」に普及した時代のニーズに応える技術開発を示すものとして重要である。


写真5:横置きスクロール圧縮機搭載ルームエアコン
コンパクト室外機(CU-G25V)



今年も国立博物館では、引き続き入場制限をすすめており、オンラインでチケットを事前予約する必要があります。国立科学博物館へお越しの際は、是非下記サイトをチェックしてからお越しください。※現在「未来技術遺産登録パネル展」は終了しております。

国立科学博物館はこちら
重要科学技術史資料(未来技術遺産)


以上

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