通常総会 西崎新会長就任挨拶

印刷

No.670 2020年7月

2020年6月24日、東京港区 機械振興会館において第9回通常総会を開催しました。新型コロナウイルスの影響を受け、今回は総会への参加人数を限定いたしました。また新会長就任の挨拶については、ビデオ撮影を行い、7月上旬には当工業会HPに掲載する予定です。以下、会長ご挨拶を紹介いたします。

■第9回通常総会はこちら
■高木前会長退任のご挨拶はこちら


写真1:西崎新会長


■会長挨拶(動画)はこちらから。


こんにちは、三菱重工サーマルシステムズの西崎でございます。
高木会長の後を受け、日本冷凍空調工業会の会長を拝命いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

会長就任に当たり、ひと言ご挨拶を申し上げます。まず何よりも、この2年間の高木会長のご尽力に敬意を表し、心より御礼を申し上げます。

高木会長には、当工業会の主要テーマである「環境問題への適切な対応」や「規格・基準立案・安全性への取組」はもちろん、「国際活動の積極的な推進」など業界の発展に向け、たいへんなご尽力を賜りました。特に国際活動の分野では2018年10月の東京でのICARHMAの日本国内開催をはじめ、上海での中国制冷展など、海外での展示会へのご参加や、釜山での日中韓3か国の業界団体の会合へのご参画等、積極的な交流をしていただきました。

また今年3月に開催が予定されていましたHVAC&R JAPAN2020については、新型コロナウイルスの感染が国内外に広がる前の非常に判断が難しい局面において、「中止」という決断を下されました。その後の感染拡大状況を見ると、これは結果として非常に適切な判断であったと言えるものであり、会員企業を代表致しまして そのご英断にあらためて感謝の意を表したいと思います。

さて、今まさに日本経済は、新型コロナウイルスの影響による未曾有の事態を迎えており、経済のみならず私たちの生活習慣や働き方、更にはそれらを含めた社会のあり方まで、大きな変革を余儀なくされております。つい半年前までは、7月に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、さらにその後の経済に向けての話題が大きくクローズアップされておりましたが、この数か月ですっかり様相が変貌してしまっております。さらに新型コロナウイルスの影響は欧州、米国、南米諸国など海外にも広がり、世界が混迷の度合いを深めています。

このような状況の中、当工業会では“新型コロナウイルスとの共存”という新しい生活スタイルに対して業界の果たす役割を見据え、新たに出てくる様々な課題に迅速に対応しつつ、「地球環境問題への適切な対応」を中心とした、業界の主要テーマに取り組んでいきたいと思います。

特にオゾン層保護に関しては、キガリ改正を受けて2019年1月に改正されたオゾン層保護法により,市場への冷媒供給量、特にHFC冷媒の供給が急激に減少することが予想されます。またそれに加え、地球温暖化対策や省エネルギーの推進といった人類共通の目標に、業界としての貢献を強く求められております。

これらのニーズに対応すべく微燃性冷媒や自然冷媒等の低GWP冷媒への転換を積極的に推進し、省エネルギー性能や信頼性、安全性などを加味したリスク評価や、規格やガイドラインの制定及び必要とされる規制緩和等も進めて参ります。

またフロン管理のさらなる強化のため、今年4月に施行された改正フロン排出抑制法への対応や、家庭用エアコン等のトップランナー制度の次期目標値に関連する各機器の評価方法の見直し等にも取り組んでまいります。非常に難しい部分もございますが、これらの環境関連の課題に対応していくことが業界にとってきわめて重要であると考えております。

このような状況のもと、当工業会会長を拝命し、大変身の引き締まる思いです。地球環境問題解決への貢献と、日本企業の競争力強化とプレゼンス向上に向け、会員企業の皆様とともに、業界のさらなる発展と地位向上を目指し、はなはだ微力ではございますが、当工業会会長としての職務を全うすべく全力を尽くしていく所存でございます。

つきましては経済産業省はじめ関係各省の皆様、関係各方面の皆様からの引き続きのご指導、ご鞭撻、ならびに会員会社皆さま方の より一層のご支援、ご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、会長就任の挨拶とさせて頂きます。

これからの2年間、どうぞよろしくお願いいたします。


以上
Topへ戻る