ICARHMA 2020 今年はオンラインで開催!

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No.673 2020年11月

2020年10月8日(木)にてICARHMA本会議が開催されました。ヨーロッパ最大の冷凍空調暖房展「チルベンタ」に併せて、ベルギーにて開催予定でしたが、コロナ禍の影響をうけ、この度はWebでの開催となりましたので、報告いたします。

■ICARHMA2019(ボストン開催)はこちらから
■ICARHMA2018(日本開催)はこちらから
■ICARHMA2017(韓国開催)はこちらから


2020年10月8日(木)にICARHMA本会議が開催されました。ICARHMA(The International Council of Air Conditioning, Refrigeration and Heating Manufacturers Association)は世界の冷凍空調暖房工業会11団体で結成された国際評議会で、年2回情報交換を行っています。

会議は各工業会が持ち回りで開催しており、今年はEPEEが主催しベルギー・ブリュッセルでの開催予定でしたが、COVID-19禍の影響により、初の試みとしてWeb開催に変更されました。世界各地域の時差もあり、日本時間の午後8時(米東海岸時間の午前7時)から1時間半のみの会議となりました。



写真1:オンライン会議風景


今回は、各国10団体37名(ブラジルABRAVA、コロンビアACAIRE、米国AHRI、豪州AREMA、中国CRAA、欧州EPEE、欧州Eurovent、カナダHRAI、韓国KRAIA、日本JRAIA)が出席、活発な議論がかわされました。当工業会からは、西崎会長と松田政策審議会会長(三菱重工サーマルシステムズ㈱)、岡田専務、国際部から笠原部長と辻主事が参加しました。

会議冒頭、各団体の新任の会長(EPEE Fischer氏、KRAIA Kang氏、当会 西崎氏)を紹介とご挨拶がありました。




写真2:西崎会長



各工業会よりそれぞれの国における注視ポイントを報告、今年は特にCOVID-19禍の海外展示会への影響及び今後の見通し、空気質や換気に対する関心の高まりなど業界への影響を中心に共有しました。


本会議の補足として、11月10日(火)に臨時シンポジウムを開催。業務用エアコン分野におけるCOVID-19禍の影響について、BOMA(Buidling Owners and Managers Association)及びAHRIが講演。BOMAは商業施設における影響及び施設空調設備などのニーズ変化、AHRIは室内空気質(IAQ)のニーズ変化と製品付加機能について講演しました。講演後は、メンバ間にて業界内の注視事項や今後の展望について活発な議論を行いました。


以上

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